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経験者としては…
漫画と言うことで作者様の態度など諸々脚色して描かれていると思いますが、不妊治療経験者として言わせてもらえば、作者様の不妊治療に関わる勉強の不足と計画性のなさは、ハッキリ言って不愉快に感じました。
年齢的にも作者様は37歳で、35歳以上の出産は高齢出産になること、また高齢出産はダウン症等の染色体異常を持ったお子さんが産まれてくる確率が、20代の人よりも10倍以上高くなることも踏まえると、きちんとそれなりの覚悟と知識をもって、妊活に臨んで頂きたいと感じました。
妊娠後、万が一子供に何かあった際に「そんなの知らなかった」では済まないんですから。
作中では金銭面が大変なことばかりおっしゃっていますが、金銭面だけではなく、これから妊婦となる自分自身やお腹の子供にも、個人差はあるものの高齢出産故のリスクが有ることを、ちゃんと理解して進むべきでは?と思いました。
個人的な意見ですが、たとえまだ妊娠していなくとも、妊活を始めた時点でもう既に作者様の母親活動は始まっていると思っています。
将来の自分と将来授かる子供の為に、母親として今出来る限りの覚悟と知識は必要なんですよと、作者様に警鐘を鳴らしたくなるような作品でした。
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