女ともだち

あらすじ

【恋か友情か!? 菜乃の女心が揺れる】主人公の菜乃は、美人女優・西願搖子の姪。平凡な生活に憧れる菜乃の思いとは裏腹に、いつの間にか芸能界へ足を踏み入れるハメに。そんな中、人気アイドル野口晴臣との出会いがきっかけで、親友のこずえとの仲にひびが入ってしまい…。一条ゆかりが描く、愛と友情のロマンチックストーリー、第1巻。 【同時収録】氷雨

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    やっぱりすごい

    一条ゆかり先生の作品を久しぶりによみましたが、作品中に出てくる小道具たちを除いては今でも通じる心理描写に驚きです。

    また、一条ゆかり先生の作品からいろいろな知識を学んだ記憶がよみがえりました。

    戦時中の日本軍のことや芸能界のこと、言葉の使い方や高級ホテルでのマナーとか様々なことを一条ゆかり作品から学ばせてもらいました。登場人物のウィットに富んだ会話も好きで大人の世界をのぞき見している気分になっていたことを懐かしく思い出しました。

    • 23
  2. 評価:5.000 5.0

    カッコイイ

    ネタバレ レビューを表示する

    子供の頃コミック持っていました。

    無愛想でしっかり者の菜乃と絵に描いたような美少女の親友。菜乃はそんなつもりはないのに叔母で女優、遥子の芸能活動のために自身も芸能界に入るハメに。
    それが親友の女優になる夢を邪魔することになり、友情にヒビ。
    さらにひょんなことから仲良くなった大人気アイドルの晴臣まで取り合うことに・・・
    ついでに自分の出生の秘密まで絡まって色々大変。
    晴臣、歳の割にしっかりしていて、チャラいだけかと思っていたら実はきちんと目標もあり、なかなかカッコイイ男です。
    が、私は大人な魅力のあるヒロくんがいいですね。

    劇中劇の戦中戦後の中国を舞台にしているあのストーリーだけでスピンオフ的に一本作品を描いて欲しいです。

    • 9
  3. 評価:5.000 5.0

    一気読み

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    りぼんの頃から一条ゆかりさんを大好きで、女ともだちも過去に読みました。もう一度読みたくて、こちらで買って読みました。もう20年も前に読んだきりだから、内容の細かい部分は忘れていました。今改めて読んでも、本当におもしろい!ドラマ化してほしいです。全員が幸せになるハッピーエンドで、じ〜んとしました。

    • 11
  4. 評価:4.000 4.0

    恋と友情と演技

    ネタバレ レビューを表示する

    単行本で持っていました。ストーリーも絵も好きでした。
    後書きに、一条先生の姪っ子さんのお話がありました。姪っ子さんは、一条先生のお姉さまのお子さんなんだけど、お姉さまより一条先生に似ていらっしゃるそうです。
    姪が「東京の大学に行きたい」と言ったので、無料で一条の家に下宿させてやることにした。家の掃除と犬の世話をするという条件で、小遣いもやった。噂がまことしやかに流れた。「もしかして、本当のお母さんじゃないの。顔だって凄く似てるし。一緒にいたいから引き取ったって、よくある話じゃない」と。(本当に姪でいらっしゃいます)
    女友達の発想は、ここから生まれた。「よし、ネタに詰まったら、これにしよう」
    単行本は本棚を整理しようと思って、売ってしまったんです。又、会えて、嬉しいです。
    洋子さんの「女同士の友情は血よりも濃くて、恋よりも脆い。」という言葉。恋多き女でなければ、言えない科白だわ。当時は憧れたました。

    by 甘蜜
    • 7
  5. 評価:5.000 5.0

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    めちゃコミで一条ゆかり先生のマンガが読めるとは!
    女ともだち、大好きでした。
    単行本揃えて何度も読みました!
    一条ゆかり先生のお話は有閑倶楽部をはじめ、りぼんっこ世代にはちょっと難しいストーリーなのですが、女ともだちはハマりましたねー。
    親友同士の菜乃とこずえ、ちょっとした行き違いから2人の間に亀裂が生じ、芸能界のライバル、恋のライバルとして、対立することになります。
    豹変したこずえが怖かった。。。
    菜乃と晴臣のスクープで菜乃をボコボコにする菜乃のファンも怖かった。。。
    マネージャーの高井さんも、ようこさんも、岩下しまさんみたいな晴臣母も、当時のりぼんっこにはちょっと怖かった。
    でも当時は本当に夢中で読みました。

    物語の中盤、さまざまなすれ違いを経て、仲直りする菜乃とこずえ。
    こずえ母のおにぎりを2人で一緒に食べるシーンが良いです。
    布団の中でこずえと語り合い、こずえとの友情を守るために晴臣への思いを断ち切ろうとする菜乃が切ない。

    最終的に、全員がそれぞれ幸せになれたのも良かったです。

    • 4

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