【ネタバレあり】下弦の月のレビューと感想

とにかく不思議でしたね。色々考察しながらも読み進めるのがとてもたのしかったです。みんなに幸あれ！！！

大人になって読むと沁みる

昔は暗くてなんだか嫌だなぁと思って読まないようにしてましたが、読み返すと深い！一途にアダムを待ち続けるイヴとか、色んなキャラの感情の描写がとても美しく見入ってしまいます。

完成度が高い！

この作品はめちゃコミではじめて読んだんだけど、矢沢先生が霊や輪廻転生、主要人物に小学生(しかも私立お嬢様お坊っちゃま)を扱った作品を描いていたなんてかなり驚きだった。絵もめちゃめちゃキレイ。物語の完成度めちゃめちゃ高くて、一番好きな矢沢作品は？と聞かれたら私は「下弦の月」と答えると思う。以前は天ないが一番だったけど。同じ時期に連載していたパラキスとは全く違う路線で、この２つの作品のあとにNANAが来るんだなと思うと妙に納得した。

すきです

矢沢あいさんの作品の中でも、雰囲気が違っているというか、不思議な気持ちで読みました。
アダムがかっこよくて好きです。

猫を探すことから始まる

女の子が自分の飼ってた猫に似ている猫が屋敷に入っていくのをみて追いかけるところから始まるのがいいと思います！

懐かしい

昔読んで大好きだったのでめっちゃくちゃ懐かしくて、もう一回読んでます。とってもいい話なのでおすすめでーす！

矢沢先生の「ヘキ」がよく出た物語

絵柄はさすがの一言です。私が不勉強だから、もしかしたら違うかもだけどアデルのモデルはイエモンの吉井さんかなー？この妖艶さ。矢沢あい先生といえば矢沢永吉ってイメージだったので当時は、新しく好きになったんだろうなーって思ってました。

映画から原作を知り、購入しました。微妙に設定の違いはあるものの、世界観がとても魅力的で、心情描写もとても上手く原作自体が映画のように思えました。

ナナへと繋がる布石になっているような気のする作品です。激情の連鎖、あの世とこの世の境界の曖昧さ、それらを見つめる子供たちの想い、最後までページをめくるてが止まりませんでした。

作者

こちらも、作者買いです。唯一無二の画力とストーリーでどんどん引き込まれてしまう。またしても、矢沢ワールドに乾杯なのだ