みんなのレビューと感想「血の轍」（ネタバレ非表示）

こわすぎる

本当にこわすぎる（褒めてる）！絵がとてもキレイなのに、ずっと不穏な感じ。心の声が書かれず、会話と絵で全てを表現できる作者さん本当にすごい。。

意外に身近にあるかもと思わせる

母と息子の異常な愛情を描く衝撃作。
静かな日常に潜む狂気が徐々に露わになり、読むものの心をじわじわと蝕む。マザコンの恐怖を極限まで突き詰めたサイコサスペンス。

じっとりしてる…

絵がとても美しい。
母も息子も美形。
人物以外の風景なども緻密にリアルに描かれている。

表面的には世間体を保っている家庭に居ながら、じわじわと精神を蝕む類のまとわりつくような不快感と怖さを感じさせる。

終始じっとりとした雰囲気が立ち込めており、きれいに見えるものの内面に潜む闇を炙り出す作品が持つ「ある種のカタルシス効果」を好む方には、☆5つ以上の価値があると思う。

美しい主人公や絵のタッチで作品を選び「陰鬱な作品はちょっと…」という方には好まれないかもしれないので、敢えての☆4つ。

みんなが

好きな漫画！とか、良い意味で裏切られる漫画！とかとよく紹介しているなと、ついに読み始めました。この手の作品はPTSDの方はかなりしんどいと思うので注意です。

次が気になる

歪んだ親子関係。母親も過去、毒親に育てられたのかな？静子がたまにぶつぶつ呟く言葉は幼少期に母親から自分が言われてた言葉なのかな。

不穏な家庭

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どこにでもある、普通の家庭のようなのに、息子の目にうつる母親が、不穏で、こわい。旦那には、見せない内面の不穏さが、チラホラとこぼれて、遂には、１人の人間を再起不能に平気でしてしまう。なのに本人は、いつもと変わらない。こわい。その歪からか、息子は、吃音に。これからまた、何が、おこるのが、目が離せません。

なんだろ？

緩やかに話が進んでいく。不穏な空気感はあれど、展開が見えない‥。と、そこへ！ど、どうなる⁈で、お試しが終わりw w。

１話目で…

１話目で怖くなりました。
静ちゃんって呼んでる時点で｢あかんやつ…｣と思いました。
母親対息子、母親対娘とは少し違うかもしれないけど、私の両親も毒親です。
これはね、もう直りません。毒親は一生毒親です。
逃げましょ。逃げられないなら、部屋に鍵をつけるとか…何かしら物理的に防御しましょ。
そして、自分の家以外の場所で毒親が絶対に来ない場所を２～３ヶ所作って、時々そこに避難して毒気を抜きましょう。
毒親持ちの人へ。
あなたは強い。誰よりも強い。逃げること、自分を守ることは強い証です。
自分に自信を持って下さい。あなたは一人じゃないよ！

ぞっとしながらも

衝撃的な展開が多く、ぞっとすることばかり…
でも怖いもの見たさもあり、次の展開が気になり読み進めてしまう。

とてもおもしろいです。

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母と子の異常な関係を描いた衝撃的な心理ホラー。親子愛が狂気への変わっていくところがほんとうに恐ろしいです。