みんなのレビューと感想「酔うと化け物になる父がつらい」（ネタバレ非表示）（5ページ目）

そうでした。

兄がそうだったんです。50歳で肝硬変で亡くなって、もう15年経つけれど、家族と兄の話をすることは、ほとんどありません。結婚もしなかったし、子どももいませんでした。お酒は、こわいです。それを知らない人が多い。ほんわりした絵柄で、とても素直に、正直に、作品にしてくださっていると思いました。多くの方に読んで欲しい。今でも、兄を助けることができなかったという思いで、心の片隅がチリチリと痛みます。

共感しました

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作者を抱き締めてあげたくなります。
私の親も毒親でした。
でも、世間体を気にする親だったので早い段階で遠くのネームバリューある大学にいかせるため(私の意思は関係ありませんでした)外へ出されたのではなれることができたぶん、傷が浅くてすんだのかもしれません
作者のかたは充分親孝行をしたと思います。
もう自分を責めないで欲しいけれど、
無責任にそうも言えないので、
せめて漫画を買って応援したいです

読んでよかったなと思う作品でした。
親や兄弟は選べないといいますが、そこが辛い場合の経験がよく伝わってくる内容です。

子どもの育つ環境は本当に大切だなと思いました。親の笑顔や言葉１つで、無限に影響があるのが子ども。親も人間ですから大変なのは分かるけど、どうしたらいいのかな。
読んでてただ泣けてきました。

読後の脱力感・・・

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いや～、杜絶でしたね・・・母親は宗教家だけど結局救われなくて自殺。夫婦生活がない寂しさからなのか夜中娘と裸で寝るって異様で気持ち悪かった。父親は酔ってひたすら醜態をさらし、まわりの大人たちは麻雀でひとんちに入り浸ったり酒癖悪いの知っててスナックに引きずりこんだり、あげくのはてには作者と妹のせいにしたりほんとひどい・・・。父親の影響でとんでもない男と付き合って暴力受けても愛だと勘違いしてしまうって当事者にしか分からないからほんと怖い。その男と別れるきっかけをくれたのも妹さんで作者がどんどん正気を失っていくなか、妹さんの存在が救いになっている。最後は醜態をさらしてた父親も病に犯され静かにあの世へ。作者も優しい男性と出会いよかったな～って・・・。結婚も子供をもつ資格ないような父親だが、作者が小さいときに転びそうになって助けてくれた回想とかずるいです涙腺ゆるみました。あとねたきりなのに重いものもつ作者を心配したり。

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すごく悲しかった。
結局どんなに辛くても親は親で、見放せないし最期まで愛しさはあるものだなと思いました。
でもここまで人格の変わる飲んだくれもすごいなあ。
元カレもすごいヤツで壮絶な人生だなと思った。

親の義務

人として、親として、心が弱すぎる人は心底なってはいけないと思った。
子供達への悪影響がすごい。怖い。
環境も周りの人も本当に大事だね。
どうか二人の娘達が心から穏やかに幸せになってほしい。

つらい

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読んでて、作者は作品を作る時にとても辛くなったのでは、と心配になりました。自分は不幸だと思っていても、違う種類の不幸を背負って生きている人がたくさんいると気付かされます。負の連鎖は悲しいですね。自分には価値がないと思っている姿は悲しくて泣けました。でもそれでも反面教師にして人に優しくい続ける姿が素敵でした。

明るく辛い話

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当事者による漫画だが、一見すると軽く読めてしまう様に描かれている。しかし起きている出来事はとてもリアル。一気に読み進めてしまった。
アルコール依存症の父と、宗教に傾倒してしまった母との幼少期は、描写されているより異常性の高い生活だったのではないかと感じざるを得ない。
読者から見て一瞬躊躇ってしまう様な出来事の数々を、作品用とはいえ作者がストーリーを淡々とサラリと描いている部分からも、作者の中にある根深い問題や喪失を感じさせる。結果的に誰も報われていない。最終話の主人公の葛藤にはただただ辛くなる。どうかいつか主人公が自分を赦せる日が来ることを願ってしまう。

う〜ん

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わからないだけで
世の中には困っている人がたくさん
いるんでしょうね。

そんな人がこれを読んで
前向きになれたら…

試し読みだけですごく引き込まれました。胸に刺さる。自分も、幼い頃 酒に酔って帰ってきた父親の声と態度の大きさが苦手だったから。母親に救いを求められないのもダブルで辛かっただろうな。この姉妹の幸せを願わずにいられない。