みんなのレビューと感想「バラ色の明日」（ネタバレ非表示）（22ページ目）

表紙が、、

表紙がホラー並みに怖い印象でしたが、いくえみ綾先生の作品好きなので、読みました。人間ドラマ深いですね。何度か丁寧に読みたくなります。個人的には明るい少女漫画が好きですが、独特なタッチとストーリー好きです！

いくえみワールド全開です！
いくえみさんは、ザワザワする漫画が本当にうまい。。
ハッピーエンドだとしても、問題は山積みだったり、問題提起してきたり。
その中にも少女漫画っぽさも入っていて飽きません。天才！

好きか嫌いか

いくえみ綾さんは基本的に好きなんだけど、内容が理解出来る作品と出来ない作品があって(むしろ出来ない作品の方が多いんです、私にとっては)この作品はどちらかと言うと理解出来ない作品の方です。

昔読んだことがあるので(買って持ってたかな？)10年ぶりくらいに読みましたが、10年の時を経てもこの作品はあまり〜感じるものはありませんでした(涙)

短編で読みやすい。そして、短編でこれだけうまくまとめるのって、すごい。
やっぱり心理描写がとてもうまくて、空気感が素晴らしい。
ただ、読んでスッキリという感じがしないので、読む時の気分が大事かな。漫画に求めることによって、好き嫌いも分かれそう。
私は好きだけど。

いくえみ綾さんの漫画は中学生の頃から好きで読んでいました。
久しぶりにこちらで読んでみたら、昔のようにハマりませんでした。
今でも若い人の感覚を持って描いているいくえみ綾さんだけど、私自身は歳を取って若い感覚を失ってしまったのか、好みが変わったのか⁇
ちょっと残念な気持ちになりました。

懐かしい

いくえみ先生の作品はほぼ読んでますが、先生のファンなら読んで損はないと思います。
ただ、ストーリーが短いから深い感動もさほどないし、登場人物を把握し辛いし、一種独特な世界観の中を楽しむというスタンスで読むならおすすめです。

うーん

最初の話はお姉ちゃんの婚約者に片思いをする妹の話。
姉は子どもができない、そのせいで結婚までいきかけた彼氏と別れることになり今はまた新しい婚約者がいる。
たびたび家に上がり込む彼氏に不快感を感じつつ、これ以上気持ちがむかないように努めるけど…
結局最後の展開がいみわかんないまま終わったから微妙。

いくえみ作品的ないくえみ作品！！言葉ではなしてみると、あれ？なにも悪くないな、というような現象が日常にはよくありますが、そういうのをパッとマンガにしてくれています。そうそう！あるある！そんな言葉がついこぼれる作品。

私が10代の頃に少女漫画で読んでいた作者が懐かしく、こちらを読んでみました。
ふんわりとした空気感の中に揺れ動く少女の気持ちが含まれていて、あの頃読んでいた漫画を私は理解出来ていたのかな？とまた読み返してみたくなりました。

少女漫画とは思えないくらい深い作品でした。短編集なので気軽に購入できますが軽い気持ちでさくさくとは読めません。
１つの作品を読み終えても、さぁ次次！とはいかない余韻が残ります。
世界観がすごくはまる人とそうでない人にわかれそうだなと思いました。