みんなのレビューと感想「そもそもウチには芝生がない」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

40代女性へのプレゼント

すべての中年女性が共感できるあるあるが散りばめられたストーリー。読んだら涙が出るまで笑えることうけあい。

前向きになれる!

おもしろいです！ハマってじゃんじゃん読みました！
いろいろある訳ありアラフォー女3人が、一つ屋根の下で共同生活。
リアルな部分、共感する部分、そしてこんなに前向きに考えられたらいいなと思う部分が詰まっています。
絵も物語の内容にマッチしていて読みやすくて、そしてけっこう笑えます！
同年代で子育て中の私はたくさん勇気をもらったので、ぜひ多くの方に読んでもらいたいです！

現実味があるようで

現実味があるようでないような。
3人のキャラのバランスはいいと思うけど、起こる出来事がちょっとリアリティに欠けるかな。
あまり深く感情移入せず、アラフォー女性の悲喜こもごもをネタにさくっと笑うには良い作品。

1番憧れだったりして。

こんな友達が居たら確かに、旦那要らないですよね。恋愛が楽しい時期なんて、ホント短いんですよ。少女漫画のドキドキも、ありえないクールカッコイイ男の子キャラも、種を残す為に備わった脳内どラッグだったと気付いてからが女の人生長いんです。そこを一緒に生きていける仲間が居たら、こんな幸せな事はない。。
でも、完全に分かり合えない（ある意味距離が取れる）旦那と添い遂げることと、
同性だからよくわかってしまう女友達とずっと一緒に居る事って、どちらが難しいんでしょうね。
女友達は大概割り勘ルール厳しいじゃないですか、現実はどっちがめんどくさいかわかんないですよね。
でも、やっぱり羨ましいな。

ほんとに面白いです。私を含め４０代って完全におばさんなんですが　女として微妙なラインでもあったり…子供問題やら　介護問題やら、結構忙しいのに　少女漫画としてあんまり注目されない年齢なんですよね。
三人の女性が主人公なんですが　それぞれにキャラが魅力的です。サインペンで描いたような絵なんですが　小物や表情、動きなんかもすべて描かれているので　むしろ無駄がなく話に集中できます。
若い頃には　少しわからないかもしれないが　４０代以降にはぜひ読んでほしい作品です。

進学、就職、結婚、出産…とライフステージが進むごとに、特に女は良くも悪くも人間関係が精査されていく。
三者三様に悩みを抱えている主人公たちは、社会的なカテゴライズはまったく異なるものの、それぞれの違いをそのまままで受け入れながら、時に支え合い、時に励まし合い、日々を生き生きと生きている。
仲の良い家族も、お金も、やりがいのある仕事も、可愛い子供も、どれも尊いものだけど、自分をそのまま理解して丸ごと受け入れてくれる友達こそが、なによりの財産だなと思わされる。

共感します！
私は、46歳、既婚子持ちで、どちらかと言うと恵まれた生活をしていると思います。でも、今まで後悔したことやこれからしてみたいこと、現在の悩みなど、いろんなことがぐるぐる頭に中を巡ってきます。3人の話を読みながら、私だけじゃないんだって、思えます。羨ましいのは、40超えても友達同士親密で支え合っているところ。最近、友達と遠ざかってしまっているので、友達を大事にしたいなぁって思いました。
重い話題も3人のテンションですぅっと過ぎ去っていくので、先へ先へと読みたくなります。

共感する所が山盛りで！

40代で崖っぷちなんてもうとっくに終わってるんじゃ？って言う女子3人の本音がバンバン飛び出すお話しです。
まだ結婚が遠い女子、子供が3人で頑張っている漫画家ママ、子供がやっと生まれたのに旦那がマザコン……。
日々の細かい気遣いの無さの積み重ねや、小さな溝がどんどん放って置いたら深掘りされていってしまう様子が明るくリアルに語られて。
最初に言っておけば、見逃さずに言っておけば、で普段の生活の中では当たり前で。気がついたらびっくりするほど心にオリがたまって。
女子だから分かり合える、そんな部分を理解しつつ突っ込みつつ描かれててとても楽しいし、しんみりします。
ちょっと覗いて読んで、見てほしい作品です。

『隣の芝生は青い』をよく表現している漫画です。

家庭環境の異なる3人の女性が、お互いに相手を羨ましく思っている。

しかし見えない所でそれぞれ深刻な問題や悩みを抱えていて、それをさらけ出すのは女性特有の見栄があると思うのに...この3人は違いますね。
お互いの危機に助け合える羨ましい関係と思いました。

それにしてもこの3人に近しい男は、情けない・だらしない・頼りない！

私が一番許せないのは子無しさんの家族。
どんなに酷い事を言っているのかわからない自覚の無さに、呆れと怒りがわきました。

よい意味で。

伊藤理佐さんの漫画みたい。
もっと真面目でどぎつい表現を抜いたら、ですが。
作者、きっと良い人なんだろうな…と思わせる何かがありますね。
こういう主婦のお悩みものは、その感覚がずれていると全く共感できなかったり、かちんときたりしがちですが、三者三様の悩みとやり過ごしを誠実にかいているので、応援したい気持ちを込めて続刊を待ってます。
尽くしても報われないつらさ、だけどすねるわけにもいかない、毎日をちゃんと生きねばという姿勢で、助け合いながら生きている三人の姿はある意味でファンタジーですが、日本のどこかにはいるんじゃないかな、という気持ちになれます。