【ネタバレあり】くちうつすのレビューと感想（3ページ目）

長谷川と早々にくっつくと思ったけど安藤が出てきて、でも最後はやっぱり長谷川だったので、予想通りだけど安藤のキャラが良かったのでちょっと切ないかな。でも面白かったです。

官能小説を口述しながら好きな相手にタイピングしてもらうとは…それだけでエロいじゃないか～( *´艸)

ドキドキしました。

小説家の主人公が手を怪我してしまい歯科医の長谷川先生に性愛小説の口述筆記をお願いすることになりますが、先生の自宅で二人きりという静かな空間で官能的な描写を口述するシチュエーションが斬新且つスリリングな感じでとてもよかったです。

先生素敵

体に触れてはいないけど、言葉の掛け合いだけでも興奮するってあるじゃないですかー。これってそれですよねー。これだけでもイケそう。

ドキドキ

タイトルを見て、？って思って読んでみました。歯医者の先生と口述筆記って、しかも官能小説で！いや無理恥ずかしくて無理！見ててドキドキです！

意外に!?

話は淡々とページが進んでいくんですが。
意外と面白かったです。
こんな事で上手く書けるんかい?!って突っ込みたくなる場面もありますが。
先生との柔らかなやり取りが、何となく胸キュンできたのが良かったです。

無料分を読んでたら続きが気になって一気に読んでしまいました。
表紙の二人が結ばれると思いましたがなかなか結ばれずモヤモヤしました。

口述筆記って、またすごいところに目をつけたな、と。タイトルの付け方も相まって、作者さんのセンスを感じます。更にその相手がくちに関わる生業の歯科医。設定だけでも十分魅力的。

先生の淡々とした性格もいいです。無駄に迫ってくる相手より、言葉のやりとりだけでゾクゾクさせてくるほうが、ずっと艶かしい。
実際、このお話の主人公もそういう部分にのめり込んでいきますが、ただ恋愛感情だけでなく、ともにひとつの作品を作り上げているという同士的な結びつきが、より深い沼のようになり、抜け出せなくなるのかもしれません。
この独特な空気感、大人に読んで感じてほしいです。

二人三脚

腕を怪我した小説家の主人公は、行きつけの歯科医に、ダイピングの手伝いを申しだされる。堪能小説分野は苦手だったが、彼が質問してくれ、スラスラと情景が出てきて、文になった。シリーズ化直前まで行くが、二人三脚はどうなるのか？

口頭筆記っていうのを初めて知り、長谷川先生もカッコいいが、積極的な安藤さんがすてきなので2人がくっついて欲しかった。