【ネタバレあり】金魚とびいどろ～義弟に奥まで注がれ十月十日・番外編～のレビューと感想

絵が好みで他の作品を読んでもどこか切なげな表情があって描写が上手だなぁと。
こちら番外編なので本編も楽しんでから読むと味わい深いです。

芳臣、時代を先取り

番外編目当てでしたが、本編も良かったです。嫌な人間との出会いも、大人になるための通過儀礼、ということでしょうか。レビューの為に久々に読み返しましたが、芳臣のやっている稼ぎ方が、アフターコロナのリモートワークそのまんまで、先見の明に驚愕しています。

子供の時の思いとか知れてよかったけど3人仲良く過ごしてるの見るとモヤモヤってするのは私だけなんだろうか…お兄ちゃんの笑顔もただ怖い。本心からの笑顔と言葉なんだろうけど…お兄ちゃんに早くお相手ができて無○子も奇跡的に治ってお互いに子供が授かればいいなー

本編を先に読んだので、兄弟の背景が分かって、とても切なくなる程、いいストーリーでした。芳臣さんの裏切られても、前を向く救いのあるラストから、なぜ、ああなってしまったのか、想像出来ませんが。。

えええ！
結構辛い話なのに本編はエロいの！？笑
本編かなり気になるわwww
どゆことwww
怖い話じゃないのwww

十月十日の番外編が気になっていたので、読めて良かったです。
やっと兄弟の間のわだかまりが柔らかくなってきて、お兄さんも弟と一緒になった元奥さんに対してもわだかまりが柔らかくなってきて、読んでいてほっとしました。

原作のファンです。

原作を読む度心が苦しくなって続編を待ち望んでいました。芳臣の純粋だった頃の過去の様子や紅子との出会いなどが見れてよかったです。でもただでさえ兄との確執と顔の火傷で精神的に辛いのに、ここでも家柄のお陰で友人らから酷い復讐を受ける芳臣を観るのはこちらも辛かったです。9話の本編のその後はとてもほんわかでよかったですが、幼少時代も明るく描いて欲しかったというのが本音。
でも、とにかくこの作者の方の作品はストーリーが綿密で人物の心情の描写が丁寧で好きなので、これからも読み進めて行きたいと思っています。

最後の番外編、特に芳臣さんが明るくなってて子供っぽい末っ子な感じでとってもおもしろかったです！あと、義母義父にはっきり物申してた兄さんかっこ良かったです。本編も購入してたので、その後が読めて良かったです！

よかった

芳臣と紅子の出会いのころ、まだ芳臣がピュアで、その分心の傷が深くなってしまう感じが苦しい。でも最後に救いがあって良かった。(でも本編に戻るわけだけど)
その本編後も少し書かれてたけど、それも良かった。真臣も色々乗り越えてたくましくなってた。

ページごとに読めるので読んでましたが、孕みの契約みたいに動くとこあるのかと思って読んでみました。が、動くのはなかったです。
コマごとだと作者さんの後書きが載ってないんですね。載せればいいのに。
コマごとのいいところは表情が大きく見れるとこかな？細かい書き込みまで目が届きます。