金魚とびいどろ~義弟に奥まで注がれ十月十日・番外編~
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あらすじ
「もう一度、一歩だけでも踏み出せれば…」幼少期のささいな兄弟間のいざこざで顔にやけどを負ってしまった芳臣(よしおみ)。その傷が原因で友達との間にも溝ができてしまい屋敷での引きこもり生活がはじまった。それから7年後。ふとしたきっかけで夜の町に出かけてみることにするのだが。そこで出会ったのは、仲たがいしたままだった旧友や、場末のホステス≪紅子≫。彼らと触れ合ううちに徐々に心を取り戻していく芳臣だっだが、思いもよらない試練が彼を待ち受けていて…。今もなお売れ続けている大ヒット作品『義弟に奥まで注がれ十月十日』の前日譚。※本編を読んでいない方でも楽しめる内容になっています。
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みんなのレビュー
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キレイな話
本編で紅子と海に行って「ワカメー!」とやってた頃の芳臣の話です。
人との触れあいが少なかった分、純粋培養されてるような芳臣少年が年上の女性たちに翻弄されてたり、家庭教師とのほのぼの交流があったり、本編で垣間見えた人情味ある彼の原形が見れました。
兄との決定的な亀裂が入る出来事は、この後の時期らしく本作で書かれてませんが、また番外編出るでしょうか?
やはり本編を読んでる方が感慨深くなる場面が多々あります。特に本編を読んだ人は9話だけでもオススメします!by 匿名希望- 12
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5.0
この後から本編までの間に何があったのか?
本編がハッピーエンドで終わったので、この作品はそのイメージを壊さないように作られたのだと思うが、他の人もレビューに書いてたようにこのまま義弟が成長したら、本編のあの屈折した性格にはならないだろう。
お兄ちゃんが大学に行ってから、いったい弟にどんな心境の変化があったのか、想像力を刺激されてしまう。
私には、広く世間を見れるようになった分、顔のケロイドによってもたらされる問題が予想できてしまい、余計に苦しくなってしまったのではないか。
包帯でカバーされているが、本人は毎日鏡で見るたびにうっとうしい気分になっていたにちがいない。
こんな自分を本気で愛してくれる女なんかいるのかとか思って暗い日々を過ごしているうちに、本編で義理の姉さんに対して発揮される鬼畜な性格が形成されたんだと思う。
紅子なんて完全に遊びだし、この作品でも兄目当ての女子に騙されている。
この女に騙されたということが、鬼畜性格を形成する核になってしまったんだと私は見ている。by 匿名希望- 8
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5.0
この番外編は本編が終わって数年後に描かれてますね。このサイトで売られる前に別のとこでは売ってたようなので、もしかしたら他の番外編もあるかも?と色々見て回りましたが残念ながら出てませんでした。
そのときに作者さんが、番外編と本編の間は救いがない話にしかならないので描く予定はない、という内容を書いてるのを見かけました。
芳臣が闇落ちする過程ですから確かに・・・とは思いますが、でも読みたいです。
レビューじゃなくて希望になってしまいました(^-^;by 匿名希望- 3
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3.0
これはこれで、いい話なんだけど
本編で芳臣が良い人になって終わってるからまぁいいとして、なんか取って付けた感じがするのは私がひねくれているからか?
これを本編の序章とするなら、あの本編のスタートの険悪さが「?」てなる。
序章が仲良し兄弟になりつつあるところで終わったのに、なんでまたドロドロになっちゃったの?という感じ。
序章と本編の間にもっと闇深い出来事がないと、あの本編の冒頭にたどり着くのは無理があると思う…。
芳臣と紅子の出会いに関しては「なるほど」って思いましたけど。笑by 匿名希望- 5
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5.0
9話目があって良かった
途中、つらい場面もあったけど、最後は希望が見える終わり方で良かったです!!
でもここから7年後には本編のあの状態なんですよねwどうしちやったの…
本編好きな方は9話目は読んで損無しだと思います!by 匿名希望- 9
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