【ネタバレあり】声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～のレビューと感想（18ページ目）

昔々

時代は変わっても…自分の意思ではない理由で身体を売らなければならない女の辛さ、苦しさを淡々と描いているこの漫画が好きです。

心にしみるはなし

主人公のちぬさんの女郎になるまでの経緯や様子などももちろん気持ち込めて読んでしまうけど、
他の登場人物の過去や成り立ちも興味深くどれもあっという間に読めます。
涙の出るようなお話も多く
もっと先まで読むつもり

遊郭の話や映画は他にもあったけど
マンガでリアルに描いているのは
あまりないので当時の女性の
スタイルとか貧困とかがリアリティが
伝わってきて悲しいけど読んでしまう

面白い

明治時代は男女差がすごかったんだなと改めて思わされる作品。主人公の心の温かさにホッとなるシーンもあるが、全体的に男尊女卑満載なので腹が立つこともある。それでも読み進めてしまう。

読み応えがあります

貧しかった時代に女郎屋に売られた女の子の話ですが、そのチヌちゃんの周りにいる同じように売られた女の子達のサイドストーリーも読み応えがあっていいです。無事にお姉さんと再会して欲しいなあ

貧しいが故に売られていった姉妹が強く正直に生きて行くストーリー。本来の屈託のない性格に切なくなります。幸せになってほしい。

お姉ちゃんがやっと出てきた。まだどういう生活になるか分からんけど…少し楽しみになってきた。若様が探しに行ってくれるなんて、どんだけいい人なの？

大量無料で読んでみたら他面白い！
主人公チヌのお話がメインだけれど、
周りの人達の過去のお話の回もあって
飽きずにテンポよくお話しが進みます！

健気

大昔ではなく、ほんの数十年前には当たり前のように売り買いされていた女性たち…
どんな境遇に置かれても人を思いやるチヌちゃんの優しさが嫉妬の的にもなり癒しの存在にもなり
周囲の人も心根の良いチヌちゃんを守ってやりたくなるのでしょう
いつまでも変わらず姉を慕い待ち続けるチヌちゃんとは正反対に女衒に骨抜きにされ妹ことさえ忘れてしまっているような姉
この2人の姉妹が再び心通わせて会える日が来るのか気になります

実際、

昔は本当にあった世界なんだと思うと、想像を絶する。
逆にもっとひどいこともあったんだろうなと。
女性を物のように扱う国が、今でも世界の何処かにあるんだろうな。