みんなのレビューと感想「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」（ネタバレ非表示）（146ページ目）

美人ではない主人公遊女の話。逆境にも負けずに頑張ってる主人公を読んでると、どんどんとハマってしまいます．

驚きの面白さ

女郎モノ、興味半分で読み出したら、ドラマ性が高く、波乱に満ちていて面白い！
エロなシーンももちろん有りますが、いやらしい感じはせず、読み物として純文学にありそうな話です。

切ない

きっとこんな時代もあったかと思うと、とても切ないです。
でも作品の中身はそれだけでは無い、暖かい場面もたくさんあるので何故か幸せになれます

悲しい

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貧しいゆえに遊郭で身体を売らなければならない女達が悲しい
きれいでよい人だった姉が闇落ちしてしまったのが悲しすぎます

この時代はこういう悲しい売られ方をして、辛い思いをしていた少女がどれぐらいいたのかなと、悲しくなった。

もっと読みたい

気になって、どんどん購入してしまう。色んな人の過去などが見えてくると余計にはまる。最後がどうなるか。

つい読んでしまいます

女性って、つらいな…と思います。そして、男性はやはり不思議ですね。ひどいこと、女性より出来るんですね。この作品には、男女問わず心の素敵な人が出てくるので、人間も捨てたもんじゃないと安心出来ます。

明治期、漁師の姉妹が一人は瀬戸内海の女郎さんに、姉は女衒の商売道具にされ、最初は老人の富豪の愛人で良い暮らしをしていたのに、女衒に骨の髄までしゃぶられて段々と頭もおかしくなり、身ぐるみ剥がされて悲惨な末路になっていきます。

妹の方は女郎ではあるけど、廻りの人間にも恵まれて逞しく明るく生活をしているのが救いです。

今は幸せな時代だね

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昔のことなんて全然しらないし、興味もなかったけど…女性たちがこんな思いで、今の時代を築き上げたのかと…もう胸が張り裂けそうにつらいシーンも出てきますが日本の背景を知るために、目を背けずよみました。

無料で読み始めて

チヌが可愛い！
チヌもお姉さんもしあわせになってほしい。
読んでいるとついつい言葉づかいがうつってきます。