【ネタバレあり】エロスの種子のレビューと感想（26ページ目）

女性の生き方

ストーリーとしてかなり時代が古い頃の女性の生き方のひとつとして、男性から性を解放されて頼って生きてきたということでしょうか。

人間の欲をあぶり出す

人間の欲深さを描いています。いろんな時代・環境・背景とともに、しゅうち心の下に隠された誰もが持ち得る欲を見せつけられる。読後、何を学んだとか、感動したとか、そう言うものは感じませんでした。なんと言ったら良いかわからない。自分の内側にもあるのではないかという恐怖があります。

すごく深い

エロくてストーリー展開が見事すぎて。三話で完結するスタイルも読みやすいです。作者さんの圧倒的なセンスを感じます。

いろんな性

いろんな性にまつわる話だけど、女側が性に関わり生きていく話がほぼだった。男性側のそういった話があってもいいと思う

110話まで読みました。もんでんあきこ先生の描く人間臭さ溢れる人物達の表情は神がかっていて、風景の描写は芸術と言えると思う。
言葉選びはもちろんだけど、登場人間の表情が多くを語っていて心に迫るものがあります。
エロスの種子はそれぞれ短編かと思われる作品が戦中・戦後・現代などの時代背景で描かれていて、どこからでも楽しめるけど
1話から順に読んでいく事で様々な人物達の人生が交差して、次の時代の人の人生が生まれていると気付かされるお話です。
正直キレイな話ばかりでは無く醜悪で残酷な話も多くありますが、それこそが人間のエロスそのものなのかなと思いました。
沢山の人に読んでもらいたい作品だと思います。

すごく

すごくよき、最高にあらすじに惹かれまして無料話分読んでみましたが最高におもしろいです！絵も名前もストーリーもよい

途中までの感想です。
きれいな描写の中で男女の「性」とは何なのか、いろいろな短編の中で考えされられる。

絵がとても素敵でした。ストーリーも短編集で飲みやすく、内容もとても良かったです。読めばお気に入りが見つかると思います

絵がキレイ

とにかく絵のうまさに魅入ってしまいました。裸体のバランスの良さというか、人間の体がもつ曲線の美しさみたいなものが非常にうまいと思いました。ストーリーは、戦後や近代が多いけど、現代にはないノスタルジーみたいなものが感じられて好きです。

始まりから 親子間であったり、単に欲望の処理だけに養われたり、一見おぞましい話なのですが、常識的判断では許されない、こうしたタブーの中にあるエロスというものを描いているのでしょうか。女性がとても美しく、強く、生命力にあふれ、悲壮感を感じさせません。それが嫌悪感を感じない理由かもしれません。
後半は素敵なラブストーリーでした。