5.0
恋愛漫画
この作家さん大好きで、このシリーズも最初から嵌っています。
ただ単にBLでえちシーンばかりが出てくるわけではありませんが、そういう場面は多めだと思います。
結構激しい行為なんだけど、全く汚くありません。
ストーリーもしっかりしていて、BLと謳わずにただの恋愛漫画としてもなんの遜色も無いと思っていて
ヒョウ化するネコ科男子で日本一綺麗な俳優の圭市と家ネコ真悟のきゅんきゅんする場面が沢山出てきます。
真悟は過去の経験から佳市を好きなあまり、最初から不安に囚われていて、この巻ではそれが増幅し大好きな圭市の香りが匂ってこなくなってしまいます。
上手くコミュニケーションをとることも出来ず、圭市と喧嘩状態に陥ってしまう真悟。
そんな中、圭市は仕事でハリウッド映画に出演することになり渡米します。
精神状態が普通じゃないところに、側に圭市が居ないことで真悟の不安は増長されますが
それでも思い切って、圭市の居るアメリカに飛び、やっと自分の本心を話すことが出来ました。
仲直りのえちシーンがまた何とも切ない感じがしました。
このシリーズの中でも時々出てきますが、圭市の甥っ子であるリオが真悟に非常に懐いていて、圭市は真悟となかなかいちゃいちゃタイムを持てずイライラするところが可愛いです。
(リオもとっても可愛いですよ。リオは佳市の兄の子なのでヒョウの一族です。)
出来ればシリーズの最初から読むことをお薦めします。
何故、真悟と圭市が出会ったのか、どんなにお互いが好きあっていくのかが知れて面白いですし、たくさんきゅんきゅんしますよ。
この巻はお互いの愛が深まって、それをちゃんと自覚してく胸アツな一本です。
二人の心に寄り添いながら読んでいくと、心が震えますよ。
まだまだこのシリーズが続くといいなぁ。
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