4.0
気持ち悪い だけじゃない
グロい 気持ち悪い 胸糞といったワードに惹かれるわたし。この作品もそれに当てはまるだろうなという安易な気持ちで読み始めました。が、それだけではなかった。姿が変わった動物たちが発する人間の言葉が本当に普段感じている事だったとしたら……?動物たちとの関わり方を考えさせられる作品です。
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グロい 気持ち悪い 胸糞といったワードに惹かれるわたし。この作品もそれに当てはまるだろうなという安易な気持ちで読み始めました。が、それだけではなかった。姿が変わった動物たちが発する人間の言葉が本当に普段感じている事だったとしたら……?動物たちとの関わり方を考えさせられる作品です。
「ジンメン」の妙な迫力は買う。
ただ、人間による他の動物の搾取とか、愛玩という名の自己愛とか、描きたいことはわからないでもないけれど、正直、浅い、薄い、という印象は拭えなかった。
人間と他の生命との関わりというのをテーマにした漫画、というと、私はどうしても「寄生獣」が浮かぶ。
比較してもしょうがないとはいえ、どう考えても、本作は「寄生獣」の遥か手前で止まっている。
私が小学生なら「ふうむ」と思ったかもしれないが、今更そんなに無知にも無垢にもなれない。
本作が投げかけている問いがあるとして、私は「そんなのわかってるっつーの」と性格の悪い感想しか出てこなかった。
あまりに幼稚な問いに過ぎて、「寄生獣」の広川市長に会いたくなった。
百歩譲ってその点を看過しても、主人公たちのやり取りや独白や行動は、どうにも茶番にしか見えなくて、全く入り込めなかった。
とにかく全てが幼稚だ。
かといって、子どもが読むにはグロ過ぎる。
どうすりゃいいんだよ。
私は動物が好きで、もう少し何かを見出だせる漫画ではないかと思っていたのだが、残念だ。
人間は他の動物と同じように、肉も魚も野菜も、生きるために食べてる。生きている限り食べなきゃいけない。だけど動物と違うのは、多幸感を得るために食べてること。殺めた命をいただくのは動物も同じだけど、人間は平気で廃棄したりもする。産まされては売られ野放しにされて、殺処分という名で年間たくさんの動物が殺されてる。動物同士を闘わせたり、動物にお金を賭ける娯楽とゆう狂った人間の遊び。本来いた場所から連れて来られ狭い檻や水槽の中で一生を過ごす動物。人間のせいなのに外来種と名付けられ駆除とゆう名目で殺されてる動物。何も悪い事をしていないのに実験台にされる動物。違和感ばっかりの現代だけど、このマンガ読んで改めて今の世界に違和感を感じた。一番好きな映画はもののけ姫だけど、マンガはジンメンかもしれない…。
動物たちが投薬によって人知を持ち、人間への不信感を爆発させて化物になり世界を襲うという話。
絵はグロいですが、少年誌で連載しててもおかしくないような起承転結があります。
動物好きなマサト少年は、動物園に入り浸っては自然と動物と交流出来るようになりました。
しかし転校を機に大好きな動物園を離れることになるのですが、再会した動物たちに異変が起こっているというもの。
一番好きだった象のハナヨも人間の顔を模した"ジンメン"に成り果てていました。
動物が敵になったらどうなるか?
人間はあくまで銃器に頼らないと動物とは戦えません。そんな危機感と動物の特徴を捉えた作品です。
読めば読むほどハマりますよ
作中で自分でも言ってたけど、まるでB級映画。自ら言うなら、ここからB級映画とか一線を画するのかと思ったら、いつまで経ってもB級のまま。
まず、絵が独特なのは良いとして、読みづらい。トーンの多用や、描き込みの多さで、何がどうなってるのか分かりづらいことが多い。ただ、なんとなくグロいこと描いてるのかなー?という感じで終わるコマが多い。
人間の身勝手さと動物たちの逆襲がもたらす悲劇がテーマなのかわからないけど、それにしても動物たちをこんなに身も心も醜く描くことがもはや動物たちや、動物に携わる仕事をする方々に対する冒涜に過ぎない気がして、途中から腹立たしくなって来ました。
悪趣味。その一言に尽きる。
ある日突然、動物たちが人面になって、人間に襲いかかる物語です。
獣が人間化するのは、古くは100年前に、既にウェルズが小説「モロー博士の島」を発表していて、映画化も何度かされているので、
この種の作品は、荒唐無稽なこの設定を、どこまでリアルティ豊かに表現するかが要(かなめ)と思うけど、そういう意味で、この漫画は十分成功していると思います。
人やジンメン化した動物達がどんどん殺戮されるので、人によっては読むのがキツイと思いますが、
自衛隊のヘリをはじめ、銃器での戦闘もふんだんに盛り込まれ、ジンメンとのやり取りも鬼気迫ります。
ただ途中から、「死んでいい命なんかない」とか「皆の犠牲でここまで来られたんだっ」とか、もちろんそれらは意義ある大事な主張だとは思うけど、この同じセリフが紙面のの半分も占めるほど何度も何度も繰り返し出てくるので、私はちょっと読むのが疲れてしまった。
また、画面だけでジンメンの恐怖を十分に感じさせる作者さんだからこそ、あまり壮大に(悪い言い方なら大風呂敷を広げすぎて)ジンメンの謎を理由づけるのは、かえって物語の興を削ぐ気がしました。謎解きを入れないと納得しない読者さんもいるだろうから、少しは必要だろうけど、映画「エイリアン」の一作目みたいに、画面に溢れる迫力だけで圧倒させるだけの方が、恐怖が凝縮されるんじゃないかと…、それだけの力量の作品だと思います。
あと、個人の好みな訳だけど、主人公はじめ主要メンバーが悲しい結果になる事が多く、ハッピーエンドが好きな私はちょっと切なかったです。
…とまあ、いろいろ文句を並べましたが(それで星を一つ減らしました)、ホラー好きなら(かなり気持ち悪いけど)読んで損のない良質の作品だと思うので、皆さんも楽しまれたらいいと思います。
無料分から一気に読み続けてしまうほど面白く、テンポもよいです。
ですが、主人公とヒロインがなかなか…
感情移入しにくいというか、成長しないのに変なとこで頑固というか、見ていてちょっとイラッとしてしまうところがあります。
まだ残り50話ほどあるので、周りの魅力的な大人たちに支えられているだけのこの二人が、どうにかこうにかかっこよくなってくれることを願い読み続けることにします。
動物達が園長の策略で人面になり人間不振になり人を襲うように。人面になった動物達のカオスな描写は引かれる部分があるものの主人公の魅力がいまいち。もう少ししたたかな部分と人間的な魅力が描写されているシーンがあると作品的に引き込まれていたかも。。人面動物達の気持ち悪さでは脳裏に焼けつくほど非常に気持ち悪くホラー好きな人は癖になるのではと感じました。
よく怖いもの見たさで
こーいうホラー系のを見てしまって後悔するのですが…
読み進めたら、コメディ要素もあって
一瞬現実に戻って突っ込んでしまう所もあるので、コメディが嫌いな方には向かんかも(笑)
読むにつれてなんでそうなったのか、が
気になりすぎてある分だけ読んでしまいました。
気になることだらけなので
続き、待ってます。
読んでてイライラする作品でした。
設定がことごとく幼稚で読んでて本当にイライラしました。
グロテスクな描写が唯一の売りなのに後半は雑過ぎて折角の戦闘シーンが陳腐な仕上がり。
ちょいちょい入れてくるお涙頂戴なストーリーがあまりにくだらなくて胸糞悪い。
力の設定が曖昧だったり急に都合よく展開し進んでいく場面の多さについていけなくて本当につまらなかった。
人間の身勝手さ、愚かさなど壮大なテーマを掲げる割に内容が薄っぺらく浅い。
まさに独りよがりな漫画でした。
読んで後悔しました。