5.0
続編を読めばこれのラストがわかる
レビューでも皆さん気になっていた「月沼は来たのか」の答えが続編を見ればわかります。
当時これを読んだ私はラストはきっと月沼は来たんだと解釈していました。
けれど、続編では月沼はカラとして登場しました。
つまりそういう事です。
確かに月沼が置かれていた状況ではすぐに人生をやり直す選択をするのは難しいでしょうし、これこそ月沼らしいラストだったのかもしれません。
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レビューでも皆さん気になっていた「月沼は来たのか」の答えが続編を見ればわかります。
当時これを読んだ私はラストはきっと月沼は来たんだと解釈していました。
けれど、続編では月沼はカラとして登場しました。
つまりそういう事です。
確かに月沼が置かれていた状況ではすぐに人生をやり直す選択をするのは難しいでしょうし、これこそ月沼らしいラストだったのかもしれません。
ラストについて、酷評が多く挙がっていたのでどうなるんだろう?と少し不安もありつつ読み進めましたが、私はそんな悪いラストではなかったと思います。どうなったかを読者に想像させるような終わり方であるけど、それぞれ思ったものでいいと思います。ハコはきっと前よりも自分を持って強く普通の生活を送るんだろうなと想像しました。月沼はヒルのまま、でもカラッポではない人になったと想像します。もっと続きも読んでみたいので続編を希望します。
途中でやめられない、面白い作品でした。
広告で気になって読み始めたら、続きがどんどん気になって惹き込まれました!
絶望からヒルになってしまったハコが月沼と再会してどんどん精神的に強くなっていくところがよい。月沼も、ハコとの再会で変わっていく。
最後の終わり方が納得行かないというレビューもあるけど、私は月沼は来たと思う。
その後一緒に暮らせるかどうかは別としても。
警察官も良かった。
登場人物たちの設定がそれぞれ良くて、もうちょっと詳しく知りたいとも思うけど、ダラダラ説明が続くより、このくらいの方が良いのかもね。良作でした!
実際ヒルとか居たら、自分の家だったらイヤだなーと思いながら、何となく読み進めるうちに引き込まれて、最後まで読んでしまいました。ラストに近づくにつれて展開が凄いです。ハコちゃんの、ヒルとしての人としての成長も見られます。月沼もかっこよさ増します。是非ラストまで読む事をお勧めします。ただ1つ、猫は殺してほしくなかったです。それさえなければ、最後テトリスにも同情出来ました。
最後の終わり方。あれで良かったと思います。
というか、2人で新生活スタートしよう♪ハッピーエンド♪ってそのまま展開される方がはっきり言ってシラケる。多分作者もそう感じてあのラストにしたのではと。
この話でよく描かれていたのは、人の持つ承認欲求・愛し愛されたい欲求。
日本の義務教育をいい意味でアンチしてくれていると思った。
(義務っていうのは、『沢山勉強していい学校にはいりなさい、いい仕事に就きなさい』っていう日本特有の教育です。国外の教育は、まず『あなたは尊重されるべき存在・愛されるべき存在』と徹底して幼少から教育される。そこが人の生きる基盤(愛情形成)であって、最も大切な部分なんだよ~なんて事を日本人も気付いている筈。この漫画はそこを削がれた人達のドラマって感じです。)
日本人が言う『いい学校・いい仕事』?『いい』って一体何なのか。
このメッセージに気付く人は少数かもしれませんが、間接的に警鐘を鳴らしてくれている優れた作品。
自分で価値観を形成、というか勝ち取って、周りの人にも影響を与えたハコちゃんは凄くカッコよかった。
ヒルってホントにいるのかな❓だったらちよっと怖いなと思いました。
ラスト10話くらいはハラハラ、ドキドキしました。カラは死んじゃわないよな、とかハコとカラは捕まっちゃうのかな❓とか考えながら読みました。
ラストが賛否両論だけど、私はいいんじゃないかなと思います。
読んだ人が好きに想像して終わればいいのかなと思います。
私は、カラは来て、ハッピーエンドで終わりにしました。
人の不在をねらって点々としながら生活していく【ヒル】。まずこの発想がすごいなと思ったのですが、実はうちにいるのかも?!なんて思ってしまう!
彼氏に裏切られたハコがヒルになり、ヒルの仲間と出会い、いろんなことがあり、とっても引き込まれたし、先が気になるストーリー。
最後、ハコがヒルをやめるときのセリフにじーんときた。月沼はハコのところに来てくれたのか....
気になる感じでストーリーは終わりました。
無料で読めるのはありがたい。
とてもおもしろい話でした
目の付け所が面白い。こんなふうに生活している人たちが本当に居たら怖いけど、なんとなくいつもの場所にいつもの物がなかったり、家を出る前と帰ってからが、何となく違う気がしたりするのは、もしかしたらこんな人達の仕業かも…。
最終回は、ハッキリしなくて嫌だ、なんてレビューもあるけど、私的にはハコの表情で全て納得です。死んだ事になってる人間が普通の暮らしが出来るとは思えないけど、戸籍が買える時代だし、なんとかして欲しい。
面白かったです。
すごい作品、考えたこともない世界でした。
でもなんで縄張りとか…もともと勝手に借りてるだけなんだし別に狩るとかしなくてもいいじゃないの笑
とも思ったりしました笑
可愛いものをかき集め冒険しない自分には
余計なモノやお金を持たない、野生の動物のような行動は身軽過ぎてできないなーと思いました。
ほんの数十秒何も持たずに庭に出るだけでも
なんか怖くてちょっとソワソワしちゃうもんね。
読めてよかったです
最初は、ん?幽霊のお話なのかな?と混乱しましたが、生きている人が死んだことにして、他人の家やものを使いながら生きながらえているお話でした
ヒルと呼ばれるその人たちは、凶悪な一面もあるけど、自分の存在に自信を持てなかったことが発端で、ヒルとして生きることに逃げてきた人たち
主人公も最初はやる気のない、死んだような状態でしたが、徐々に自分と向き合い、本当は生きたいことを自覚してから、どんどんと強くなっていく様子が、好ましかったです
最後、前向きに生きている様子が伺えてよかったです