4.0
昭和生まれですが、こんな時代があったと知ってショックでした。
親に売られ、身体を売り、心をすり減らしながらも、必死に生きようとする女性達がいたことを忘れてはならないと思います。
- 1
昭和生まれですが、こんな時代があったと知ってショックでした。
親に売られ、身体を売り、心をすり減らしながらも、必死に生きようとする女性達がいたことを忘れてはならないと思います。
昔この様な事が本当にあったのかと思うだけで、怖ろしく切なくなります。今では考えられない、こういった事が実際あったという事を知る事も大切なのかと思いました。
切ないです。昔にこんな現実があったのかと思うと泣けます。辛い毎日を受け止めて生きていく様に感動します。
本当にあった昭和の事実なんだなぁ
年端もいかない子達、女性がこんなに過酷な生活をしていたなんて。
親からお金で売られるなんて今では考えられない事だけど現実
こういう作品は女性が可哀想で苦手だったんですが、お客の男性も辛い思いを抱えて生きているんだと初めて気付きました。
時代や歴史の影の部分、輝きの中で見過ごされ忘れられてしまう部分に本当の人間ドラマがあると教えられました。
いろんな感情や、自分自身の生き方を考える女達が本当にリアルで面白い
以前のものを少しずつ買いためていたので、途中で切り替わってしまったのはショックでした。それでも、買い直しても読みたい、読まなければならない、そう思わせる作品です。祖父母が生きた時代がちょうど同じ頃でした。この女性たちがいてこそ、今の日本の繁栄があることも、忘れてはならない、そう強く感じました。なぜか、結界師の中で扇七郎が、哀れに踏みしだかれた沢山の骨の頂点に立っている自分だけ、この流れから逃げるわけにはいかない…というようなことを言っていたのを思い出しました。誰もが読むべき作品だと思います。
姉を失って11歳という若さで体を売ったお梅ちゃんが儚げであまりにも美しい…
武子ちゃんの今後もとても気になります
今でこそ女性が生きやすい社会になっていますし、風俗などもひどい扱いを受けないと思います。時代の流れもあると思いますが、当時の女性たちは本当に辛くもがきようのない苦しみでいっぱいだったのでは…?と思いました。
読んでてしんどくなりましたが、昔を知りたい人にはおすすめです。
昔、農村で女の子産まれると、飢饉の時一家が助かる為に、生産物のように人買いに売って、そのお金で一家が助かる・・なんて、昔は大変だったんだなと思いました。
売られて来た娘達も、大きい子はその日から男性の相手させられるなんて、しみじみと今の世の中に産まれて来て良かったと思いました。