みんなのレビューと感想「特装版 親なるもの 断崖」（ネタバレ非表示）（15ページ目）

こんな時代が本当にあったんですね。
親が子供を売る、、
なんてひどいと怒りを覚える反面、この時代のこの状況出自分は、何処まで子供を守りきれるのだろうと考えさせられます。

バブル期に

　リアルタイムで読んでいました。あまりに悲惨な内容で衝撃でした。作者さんの絵がまた人間の嫌な部分をこれでもかと見せつけるような。懐かしく読ませてもらいました。

つらい、でも目が離せない

もんでんあきこ先生のインタビューから来ました。
壮絶で悲しすぎる。
貧しさゆえに娘を売るしかなかった、親はどんな気持ちだったろうか。
目を逸らしてはいけない史実がここにあると思いました。

悪魔だよ。

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人身売買が日本でもあったんだな。
親に売られて。売るくらいなら作るべきじゃないのに、避妊具ないから欲望のまま作って売って最悪だ。
悪魔みたいなことしているのに、
貧しさのせい、みんなしているから普通だとか正当化して、善良な人間ズラして生きていた時代があったんだ。子どもを売るくらいなら、パイプカットするべき。

こんな時代が…

こんな時代が、あったのは歴史の余談で見たことがあります。
こんな歴史の背景があったからこそ、今がある。
とても胸が締め付けられますが、ちゃんと読みたいなぁ…と思える作品です。

歴史

教科書には出てこない歴史。こういうこと日本全国にあったんでしょうね。今でも名残があるか何事もなかったような街になってるか。

表紙もかわって、新装版とのこと。

作品の舞台となった場所や、その時代におこったことを、まっすぐに伝えてくる。

(最近では、表現についての断りが、小さく注釈でわざわざ入れてあるが、そんなにその点をうるさく指摘する人がいるんだろうか……。←って、私？)

こんなことが国家としてみとめられていたなんて、信じられません。
こういうことを知る機会はなかなかないけれど、男女平等がなかなか進まない今、こういうことがあったことをもっと知る機会があった方がよいと思います。

古さゆえに

古い作品です。
遊郭・開拓地で生き抜いた若者たちを
その古さゆえにリアルにオブラートで包むことなく描いています。
かなりシビアで、胸が締め付けられる思いで読みました。
けれど読む価値はあると思います。
色んな人に知ってほしい　昔あった現実です。

忘れてはいけない、語り継ぐべき話

無料期間だけ読んでいましたが、結末が気になりすぎてネットで単行本を購入しました。涙無しでは読めません。このように女性が物のように虐げられていた時代があったこと、家族の生活のために身体を売り物にしていた女性がいたこと、繰り返してはいけない歴史として語り継ぐべき本だと思いました。