みんなのレビューと感想「特装版 親なるもの 断崖」（ネタバレ非表示）（14ページ目）

淡々と、時にはコミカルにさえ書かれているけど、これが現実ならきついわ…。女郎さんたちは、みなで笑いあいながらやりすごしていて、それがまた辛い。

辛くなる

読むのが辛くなることもありますが、これは史実です。実家近くにも昔遊郭だった地帯があって、子供時代よく聞かされたものです。女たちの悲哀を。真っ当に廓を出られた女性は殆どいなかったと聞きます。絵や台詞に情緒があってそれも悲しい。けれど読んでしまいます。

言葉にならない

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一気に読みました。最後の道生が結婚するところで涙が止まらなくなりました。幸せになってほしい。壮絶とか悲しいとか、北海道の繁栄の陰にこんな歴史があったとか言うと陳腐な感じでうまく言葉にできませんが、ぜひ読んでほしい作品です。

古い絵柄であんまりかな～と思って読み始めましたが、女性たちの生きざまから目が離せなくなり、完読しました！昔の女性に帯する扱いを再確認させられ、改めて現代に生まれてよかったと思わされました…
是非多くのかたに読んでもらいたい作品だと思います。

めちゃコミック無料分だけで止めておくつもりが、結局紙媒体で全巻読みました。こう生きるしかなかった少女達に、自分の今はただ時代や環境がよかったから成り立つんだなぁと考えさせられました。面白いです。

日本で現実にこのような悲惨な事が行われていた事に心が痛む。私の住む市にも女郎屋の名残がある。今は廃屋になっているが、そこを通るたびここで同じような境遇の女の子たちが生きていたのだと思うと胸が締め付けられる思いがする。
できることなら知らないで済ませたいが、知らなくてはならない黒歴史である。

読むたびに胸に迫る！

哀しくて哀しくて、何度読んでも泣けてきます。売られてきた少女達それぞれの人生が胸に迫ります。過去の日本には本当にこんなところがあって、こんな娘達がいたのです。
作者の達者な絵あってこその感動大作だと思います。

壮絶

たくさんの子供たちが経験したであろう過酷な人生をまとめてひと組の姉妹を主人公に？でも、実際にあった史実なので重い話でした。

切ない

同じ女性として苦しくなる場面もあるけれど引き込まれます。戦争の中、辛く苦しい中を懸命に生きていた人がいたこと。きちんと心にないといけないですね。梅には幸せになってほしい

そんな時代があったんだと思う。みんな蓋をして眼をつぶっているけど絶対に知らないと忘れてはいけない話なんですね。