【ネタバレあり】雪人 YUKITOのレビューと感想（76ページ目）

良かったです。

試し読みから、一気に見てしまいました。
ヤクザものはあまり好きではないのですが、主人公とその周りの人たちの個性や、ストーリーの深さに惚れました。

まず最初の5話を読みました。
地方に住んでるわたしから見たら、イメージ通りの新宿。絶対行きたくないなと思いました…
このお話は、最後には笑顔で終われるのかな。終われないだろうな…一杯人が死にそう…と暗いイメージが拭えない。でも面白い。そんな漫画です。

色々と切ない

全部丸く収まったから良かった。宮本さんと玉緒さんの最後が悲しかったけど、とにかく最後の新島が「お母さん」と呟いたシーンが悲しい。新島がやった事は悪い事だけど、ただ全部をひっくるめると結局愛情が欲しかっただけで、好きな人達の為にやった事だったってのが、ただただ悲しい。

人を惹き付ける男

主人公の雪人の人たらしっぷりがすごいです。ちょっと出来すぎ感はあるけれど彼の存在がたくさんの人を動かしていくのが面白い。

どうして

主人公の謎の登場の仕方。先がどうなるか気になります。なぜ、都会に出てきたのか、あんなに強いのか。先を読まなきゃわからない。

読み応えあり

引き込まれて一気に読んでしまいました
雪人がかっこよすぎて
アクションも見ものです
個人的には宮本さんに幸せになってもらいたかったなぁ

青年マンガだけど、、、

ジャンルとしては青年マンガに属するのだろうが、登場人物の心情や人間関係の描写が複雑でありながら緻密であるというのが第一印象。これは、ヤクザ同士や犯人と警官の闘争を扱ったアクションを軸にするのではなく、人間の善悪を語る文脈上で象徴的に扱われているにすぎず、広義での善悪を問うているヒューマンドラマの要素が占め、男女問わず引き込まれる内容である。
画力もまた、この物語を高尚なものにのしあげている。
とても面白い。

絵が好き

もんでんあきこさんの作品が好きで、つい読んでしまった
乱闘シーンは、過去に格闘漫画を描いただけあって、上手で、無理なく読める
せっかく上司が警官辞めないでいいように手配してくれたのに、最後は辞めてしまう方向で義理を果してしまうのは雪人らしいな

殉職した刑事の息子が大人になって仇をとりに動き出した話。内容も面白い。ドラマや映画になりそうな話。ヤクザや警察が動いて東京の街を切り開く。

広告を見てもんでんあきこ先生の作品ということで気になって、とりあえず無料分だけのつもりがあっという間に最終話まで読んでしまいました。
途中から別サイトで購入しましたが（笑）
謎めいた雰囲気だけど強い田舎訛りの青年・雪人が、実は頭の切れる刑事で。
信念を持ってただ真っ直ぐに獲物(父親殺しの犯人と真実)に向かって進んでいく姿がとてもカッコ良かったです。

広告の時点で杏が主人公に一目惚れするんだろうなと思ってましたが、まさか雪人もすぐに惚れちゃうとは（笑）
あっという間に恋人になったと思ったら、田舎者の純朴な青年の割には、すぐに婚約だの結婚だのって…
純朴で真面目な故の発言なんだろうけど、恋人になったとはいえ、知り合ったばかりの女の子(しかも女子高生)に結婚しようと言うなんて、ちょっと軽いなぁと思ってしまいました（笑）

でも、杏も10代の少女に有りがちな、ちょっと不良っぽくして親に反発したい時期で流されやすい子だったのが、雪人に出会っていい方向に変わっていったので、お互いに運命の出会いだったんだなぁと思います。

もんでんあきこ先生ならではの官能的なシーンに期待してたんですが、宮本さんと女将のわずかなベッドシーンだけで、不完全燃焼気味です（笑）
雪人と杏が結ばれるシーンも見たかった！

原作が小説ということで、そちらも少しだけ目を通してみましたが…
原作だと雪人の田舎者振りが際立っていたのと、容姿はかなりイモくさくて実は全く杏の好みじゃなかったみたいなので（笑）
この漫画でかなり美化された雪人にメロメロになった方は、漫画のみにした方が良さそうです（笑）
内容も、この漫画は『雪人が父親殺しの犯人と真実を探しに東京に来た』部分以外は、原作をかなりアレンジしているようです。
まぁ、小説の漫画化やアニメ化などにはよくあることですね。