5.0
西ワールド
西ワールドが気に入って、今回も読んでみました。年齢が高い人との恋愛かとおもいきや、お父さん。かっこいい大人の男、すきですね。
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西ワールドが気に入って、今回も読んでみました。年齢が高い人との恋愛かとおもいきや、お父さん。かっこいい大人の男、すきですね。
30歳を前にして結婚という漠然としたイメージに憧れ、同棲していた売れない役者の護と別れてお見合いを始める美由紀。生い立ちのせいで愛を信じられずそれでも愛を求めている美由紀の前に、相談役のような人が現れて…ひょっとしてこの人と結ばれるのか?とドキドキしながら読みました。
おばさん二人の話に残したもう一つの嘘が、何だったのかよく分からなかったのだけど、読み返して、あ、この事かとやっと気付いた。
ハッピーエンドで終わって良かった〜。
お母さんが離婚しなければ良かったのにな。
そしたら物語にならないか…。
結婚は無理にするものじゃない気がするけど。
幸せになりたい気持ちもわかる。
でも無理やり条件に当てはめて相手を選ぶ結婚ってどうなんだろう。
そういう事が向いている人もいれば向かない人もいるはず。
せっかく自分の為に正社員に迄なってくれる人がいるのに。
あのノートで出会った二人は親子ですよね。きっと。
この後の展開待ち遠しい。
24話という決して長くはない物語の中に
さまざまな人生が息づいている。
最初は美由紀にイライラしたり。
その年頃のカップルによくあるお話かな、と思ったり。
あら、歳の差の恋愛物語になるのかしら、とドキドキしたり。
ん!?もしや、と思ったあたりから、
男と女の匂いが父と娘の愛情の匂いに変わる。
ドラマチック。
でも核に描かれたものは、普遍的でとてもあたたかい人の思い。
直接的な泣き顔ではなく、こぼれた涙の一コマで伝える西先生の表現が好き。
護くん目線の物語も読んでみたいなぁ。。
アール座のあの席で。
ストーリーは平凡。婚活というパワーワードでおなかいっぱいに。絵はキレイなので、好きな方は多そう。みんな婚活成功しますように、、
いつも素敵な作品を書かれる西さんの作品なので読み始めたのですが、これは最も心に響く作品でした。
主人公の名前の由来、カレーの日のエピソードだけでなく、様々な登場人物が皆温かく救われます。
読んでて苦しくなるくらい良かったです。
一気読みです。終盤からラストまで泣きました。
両親の離婚で、恋愛結婚にトラウマがあって、同棲相手を追い出して婚活を始める。
たまたま入ったカフェで、置いてあったノートに悩みを書いたことに返事を書いてくれた人に悩み相談する様に。
何度かお見合いを重ね、悩むことで自分の本当の気持ちに向き合うことができて、亡くなったと聞かされてた父親との出会いと
ハッピーエンドで、スッキリしました。
読んで良かったです。オススメです。
まだ冒頭しか読んでいない感想。
地に足つけてちゃんと生きてこうとしてるOLみゆきと、その彼氏=売れない劇団員でバイト掛け持ちしてる変わった苗字の男子。二人の冒頭のやり取りは、ちゃんとしようとしてる彼女に対して、男子は言い訳じみた返ししかできておらず、付き合い続けるの無理だろうなって感じ。
それが(他の方のレビューによれば)ハッピーエンドになるそうなので、どんな展開になるのだろう。
課金して最後まで一気に読みました。
それぐらい良かった!
感動して胸がいっぱいです。
「おとこの一生」で西先生の作品に魅了され単行本まで買いました。2作目にこちらを読んで益々好きになりました。まだの方は是非読んで欲しいです。
いくつかの出会いを通して美由紀の人生で何が一番大切なのかが最後に明確になり、題名のカツカレーの持つ意味に、思わず涙がこぼれました。
また、美由紀と関わった人達が幸せに向かって行こうとする予感を感じさせてくれるラストに、こちらも幸せな気持ちなりました。
個人的には、美由紀の住む街が馴染みの街を思い起こされ、それもツボでした。
それにしても、西先生の描く50代男性、本当に素敵すぎます。
結婚って若ければただ好きって気持ちだけで飛び込めるけど、色々考えだすと終わりなき不安が押し寄せるのかも。分かるわ!