5.0
聡明で重労働もこなす、ヒロインの心意気!
最新12話まで読みました。
火事で両親を失い、顔に火傷を負い、婚約者からは破談を言い渡され
(婚約者は典型的な悪人顔なので、むしろサンキュー)
弟の学費を稼ぐために港の倉庫で働き始める繭子。
ここで彼女は名探偵的に様々な問題を解決する。この展開に痺れました。
この種の悲運ヒロインには、純真と言えば聞こえはいいが、
実際のところナヨナヨ・ヘナヘナした頼りない女性もいます。
しかし繭子は頭脳と度胸で自分の道を切り拓く。いいぞ、頑張れ。
繭子を排除しようとするイジワル令嬢もいますが(お約束のご愛嬌)
ともに時代の先を見据える魅力的な女性も出てきます。
(商工会みたいな組織の会長夫人にしてジャズ歌手。たまりませんねw)
その蝶子を相手にヒロイン繭子が臆せず語ったところで12話終了。
こんなもん、続きを読むに決まってます!
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くれなゐの花嫁~大正北國恋物語~