4.0
ストレスフリーで突っ走れ
ラブコメにありがち「いつまで引っ張るねん、この敵役」「いつまで引っ張るねん、すれ違い」のイライラとは無縁です。
何せ全6話、始まったと思ったら終わります(それは言いすぎか)。
連続ドラマではなくて、2時間ドラマでもなくて、オムニバス映画の中の1本、そんな小品です。
もっと言えば、大昔の別冊マーガレット読み切り作品に近いかも。
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3
108位 ?
ラブコメにありがち「いつまで引っ張るねん、この敵役」「いつまで引っ張るねん、すれ違い」のイライラとは無縁です。
何せ全6話、始まったと思ったら終わります(それは言いすぎか)。
連続ドラマではなくて、2時間ドラマでもなくて、オムニバス映画の中の1本、そんな小品です。
もっと言えば、大昔の別冊マーガレット読み切り作品に近いかも。
絵柄や雰囲気から何となく『美味しんぼ』と『ブラックジャック』を足したような作品かな、と想像した人。
あなたは正しいです。
両作品を足して2で割ったような面白さ、と言えば誉めすぎかもしれませんが、
やがて『ザ・シェフ新章』という続編が発表されるほどには好評だった訳です。
ただ題材がもっぱらフランス料理なので、一般的な「食テロ」の魔力には欠けるかも。
基本的に1話(1エピソード)完結の読み切りなので、どこから読み始めてもOKなのですが、
7話『ミシュラン方式』9話『テーブルマナー』あたりを読めば、この作品があなたに合う/合わないが
わかりやすいのでは、と思います。
とらふぐ・江口心『ワタシってサバサバしてるから』に続くワタシ・シリーズかどうかは知りませんが、
とりあえず6話まで読みました。
人気作品でありながら少々迷走気味の『サバサバ』網浜さんと違って、
こちらは心情的にガッツリ応援したくなるヒロインなのでご安心ください。
とは言え、応援すれば応援するほど安心できずハラハラドキドキの展開が待っていますよw
これが国友氏の最高傑作とか考えたこともなかったですが、今あらためて読んでみると
やっぱりこれがベストかも。
さあ理由を言いますよ。身構えてくださいよ。
無駄な濡れ場がない!
懐かしの『カイジ』シリーズでは、これが文句なしにお薦め。
というのは、これを知らないで『ハンチョウ』にハマッてる人もいるだろうと。
あの美食家ハンチョウはもちろんのこと、変なロン毛の沼川も、限りなく大雑把な石和も、親しみやすいキャラどころか悪人も悪人、極悪人。
ハンチョウ前日譚、もうひとつのハンチョウとして大いに楽しめます。
大沢在昌氏の小説は何作も読んでいて、この作品もハードボイルド作家らしい序盤に引き込まれたのですが。
途中で「ぎょえっ」と声を出して驚く展開に、そうか、やっぱりミステリ作家でもあるのだなと感服。
そして血沸き肉躍るクライマックス、すべてが収斂する快感。
全部読んでも「ちょうどいい長さ」で、強力にオススメです。
一旦終了した作品の再発進で『リ・ブーーート』とは洒落がキツイ。未知やすえ姐さんに怒鳴られますぞ。
「異世界に転生した悪女」モノですが、少々ユニークなのは。
ヒロインには【ぽっちゃり】というハンデがある。しかしそのハンデを克服するための創意工夫が、やがて国益につながる、街づくりに広がる。と書けば壮大な話のようですが、けっこう壮大な話です。
なので『ドラクエ』『トルネコ』的RPGよりも『プリンセスメーカー』と『シムシティ』を足したようなSLGの世界観に近いと思います。
徹頭徹尾、尋常ならざる重さと暗さで支配されている。
目を背けたくなるのに目が離せないのは、展開が決して一本道の繰り返しではないからだろう。
このキツイ内容を読み続けられるのは、絵柄が読み手の代わりに「泣いてくれている」からだろう。
もちろん、その涙は赤い。
登場人物がそれぞれ「マウント女にされたイヤなエピソード」を語る漫画かと思ったら、そこから一気にトンデモ展開へ。
4話まで読みました。
これだけ魅惑的なヒキも、そうそうないですね。早く続きを! 何卒!
ありがち「ブリッ子のウザイ女をとっちめる話」かと思いきや。奥行きが違う。
その「ウザイ女」は読者の想像を一段、二段と超えていく「したたかな女」。
途中から応援……は、したくなりませんが、見守ろうという気になります。
探偵さんは探偵さんで、こちらも奥が深い、根が深い。
私立探偵小説、小さな事件を調べていると巨悪にブチ当たる展開ってありますよね。
それに近いテイスト。さあ大変、乞うご期待、ってところです。
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転生少女は大人になりたい -16+12 にじゅうはち-