4.0
難しい…
まず、レビューのタイトルで悩んだ…
途中まで読んだ自分の感想を何て表せばいいのか分からない…だから、そのまま表現した。
俺、この物語を最後まで読める気がしない…多分、心が保たない。
幸いなことに、現時点で健常者の俺は絶対に樹に感情移入できない。いや、したくない…と言った方が正解か。
つぐみの愛は凄いな、とは思う。
でもやっぱりつぐみにも感情移入はできない。
樹にもつぐみにも「可哀想だな…」って感情が先にきてしまう。それはいけないことなのかもしれない。障がい者もそのパートナーも同情なんてされたくはない。それは理解してる。
でも俺には無理だ…同情以上、同情以外の感情が持てない。
常日頃、障がい者の方々を目にして、何か自分が役に立てればと、声を掛けたり、席を譲ったりはする。でもそれはやっぱり、同情から来るものだと思う。
そんな俺がこの物語を読み進めていいのか…と悩んでしまう。
もしかしたら、読み終えた時には違う感情が芽生えるかもしれない。
でも、もし読む前と変わらなかったら…と考えると、やっぱり読めない。
それは自己防衛が働いてるからかもしれない。
結末がすごく気になるし、幸せになってほしいと思うけど、幸せになるビジョンがみえない…
いつか…もっともっと年齢を重ねた時に、フッと読みたくなる時を待つことにします。
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