5.0
すべてがちょうどよい
最終話(94)まで読みました。
高校1年生のセリナちゃんと2年生の先輩が付き合いだして、それなりに山や谷を乗り越えながら、大学3−4年くらいで将来の約束をするまでのお話です。
セリナちゃんがとても良い子で、先輩もちょっとクールだけどやる時はやる人です。
先輩の大学受験期は、セリナちゃんが先輩のことを思って我慢したり考え過ぎたりしたせいで病んじゃってヒヤヒヤしましたが、結局ちゃんと元に戻ったので良かったです。この、先輩への気持ちを復活させるまでのセリナちゃんの心の動きはもうちょっと丁寧に描いて欲しかったですが、終わりよければ、です。
登場人物のキャラ、三角関係のモヤモヤ具合、愛情表現の度合い、将来への葛藤の盛り込まれ方etc、すべてが程よく設定・配分されていると思います。
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まいりました、先輩