5.0
想像できちゃう怖さ
以前、テレビの特集でこの仕事の存在を知りました。
とても興味深く、そして働いている人達の志しの高さに尊敬した事を覚えています。
その後、この仕事を題材にした映画も観たりしたけれど、さすがにフィクションだから美しく描かれてていて…
やっぱり実際働いた事のある人が語るリアルに勝るものはないな、と。
で、この作品ですよ。
凄い…もう何かそれ以外言葉が出てこないんだけど、ホントに凄いなぁって。
当然ながら数日前まで、その部屋で生活していたはずの人がいた場所。
孤独死の発見は遅くなるから…見つかった時にはきっと、現場は想像を絶する状態ですよね。
真夏なら尚更悲惨なはず。
そんな場所を、清掃する人の心持ち…
いくら無心を心掛けたって、残された遺品には、生前の家主の形跡が浮かぶはずだ。
読んでる私ですら、想像できちゃったんだから。
作業後、作者さんが故人に手を合わせお悔やみの言葉を送っていたのが感慨深い。
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不浄を拭うひと