4.0
見るべきか見ざるべきか人生の走馬灯
これはエグみの強い漫画。人生の岐路に立たされた人間の前に姿を現す走馬灯株式会社。生まれてから現在まで自分自身の目がカメラとなって撮影された映像を見ることが出来る。人には言えないようなことも無かったことにしたいような忘れたい出来事は誰にでもあるだろう。見なければよかった人、見ることが出来てよかった人、ここで明暗を分かつのは、どれだけ自分の人生を客観的に省み、洞察できるか?あるいは懺悔や反省が出来るか?にかかってくると感じた。見て良かった人のエピソードは至極のハッピーエンドがあり、逆は最悪のバッドエンドだ。このコントラストが作品の魅力。夢中で読んでしまいました。自分なら絶対に見たくないし人にも見られたくないですw
- 0