4.0
主人公の
最初性別が分からなかったが、女性でこういった立場で推理をする医師というのもありそうでないのではないか。とはいえ、美人でもなく、天才肌がすぎてあまり共感するところもなく、今ひとつ主人公の魅力が分かりにくいようにも思う。ただ、科学的問題ではなく倫理的問題なので答えはでないと言ってみたり、思いの外冷静な部分もあるのには惹かれる。
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最初性別が分からなかったが、女性でこういった立場で推理をする医師というのもありそうでないのではないか。とはいえ、美人でもなく、天才肌がすぎてあまり共感するところもなく、今ひとつ主人公の魅力が分かりにくいようにも思う。ただ、科学的問題ではなく倫理的問題なので答えはでないと言ってみたり、思いの外冷静な部分もあるのには惹かれる。
ブラック企業に勤めていた主人公。ものすごく落ち着いた態度でファンタジーの世界を生きていく。魔物や魔法、冒険者や聞いたことのない貨幣、パニックになってもおかしくないのに冷めた目で淡々と受け入れていく。まだ夢だと思っているせいもあるが、きっと夢ではないとなったとしても彼は淡々と受け入れそうだ。恐るべしブラック。
もう、完結しなくてもいいというか、これ以上続かない方が夢があるかも、という、既に圧倒的名作である本作。紅天女への煽りがずーっとすごかったので、一体どんなラストになるんだろうかと思っていたが、もうこのまま未完で終わった方が読者それぞれの紅天女がきれいなままでいられそうな気がする。
最初は、勧善懲悪というか、できないやつをできるやつが駆逐してハッピーという話かと思いましたが、話が進むにつれて誰が悪で誰が善、というより誰がどんな思惑で動いているのかどんどんわからなくなっていきます。これはもしかして良質なミステリー?更新が待ち望まれます。
子育てに正解はないわけで、でもとりあえず時間がすぎていったときに、なんであんなにいっぱいいいっぱいだったかなあ、今ならもう少し冷静に対処できるのになあと思うことはある。今渦中にある人には、少し客観視できるための、もう渦中を脱した人には懐かしい思いと今渦中にいる人への思いやりを持つための、優しいマンガ。
無料で読める冒頭のエピソードは、この作品の中でも一番グロいというかエグい設定のお話で、ここを見てもこの作品の通常の雰囲気はちょっとつかめないかも…。全編通して美術や歴史に関する様々なストーリーが展開されます。以前全巻持っていましたが、売ってしまって後悔。
細野先生の漫画はどれも独特の美意識に貫かれている気がするのですが、その美たるものとはなんぞや、という問いかけが直接的に描かれた作品だと思います。こぎれいなギャラリーに汚い自室、美しい美術品に醜い人の欲、物事の表と裏をフジタという魅力的なキャラクターが横断するさまが痛快です。
現実的ではないって分かっていても、やっぱり歴史上の偉人のようなリーダーさえいたらこの状況ももっと何とかなるんじゃないかっていう、コロナ禍でみんながどうしようもない閉塞感に苛まれた中からうまれた作品ではある。まあそれをおいたとしても、強烈なリーダーシップって、ちょっと憧れるかも。
お互いに性格が違ったり名前が違ったりで、まずは元恋人同士だと認識するところからスタート、その後誤解が解けて…という成り行きはタイトルから予想はできたし、めでたしめでたし。しかし、最初のインパクトあるサル呼ばわりについては、そんなことしそうにないキャラクターなのになーとちょっと引っかかり。
特にバレエは外見上の適性が重要で、そこをクリアした上で持って生まれた運動神経、芸術性、カリスマ性などを磨きつつ努力し、その中でも成功するのは一握りの人間という、とほうもない芸術である。それのもつ狂気のようなものを、この作品はとてもよく表現していると思う。
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