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カレー沢ワールド
このごろカレー沢薫さんにハマりつつある私です。
私は診断受けてませんが、大人になってから自分はADHDだと気付きほぼ確信して生きています。
息子は診断つきました。樹海製造機な旦那も多分そう。
幼児期から何をやっても上手くでき優等生のリーダータイプ、高校生頃までは勉強も運動も学内トップ、絵も歌もちょっとした賞を取る程度、天然といじられつつ男女に囲まれモテて、人気者だったので気付きませんでした。人生はじめの16年は。
生きづらさが露呈したのは働くようになってから。
様々なバイトをするも続かない。覚えは良いけど顧客の顔をなかなか覚えられない、機転がきかない、器用と言われ続けてきたので気付きませんでしたが、どうも自分は不器用。なにより絶望的だったのが遅刻。
真面目な性格も仇となり、自分の甘さ、意志の弱さを責め自信をなくして鬱になりました。支援員の先生から教わったのですが、人より脳に負担がかかり疲れやすいので、頑張りすぎて燃え尽きたんだと思います。
勉強してADHDを自覚し、試行錯誤して、今なんとか一般水準の生活を送っていますが、時間の管理はいまだにどうしても苦手です。
工夫をしても準備をしても急いでも、遅刻や日時の勘違い、ダブルブッキングは度々してしまうので、遅刻をしても大丈夫な環境を作ったり、周囲に理解してもらえるよう関係づくりに務めたりしています。
自分の弱みを正直に伝え、周りの人々の得意不得意や環境を知ろうと努力し、補い合い助け合っていきたいという考えを周囲に自分から伝え、自分ができる仕事やフォローはする、無理をしないさせない、迷惑をかけたら謝るけど気に病まない、病ませない。
人に優しくすることが自分に優しくすることでもあり、その環境を自分で作る努力が必要だと、
これが自分の答えかなとやっと見つけた気がしているアラフォーです。
いまだに足掻きもがき悩み苦しんでいる只中ですが、
カレー沢さんの本を開く人には私に似た苦しみを抱えている方多いのではないかと思い、
これを見た方になにか1つでも役に立てばと自分語りさせていただきました。
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なおりはしないが、ましになる