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作者の運命を変えた飛影人気
全身目玉だらけのグロくてキモい妖怪が、なぜか読者に人気となり、話の方向性が微妙に変わったらしいこの物語。ただ、こうした作者も意図しない方向での路線変更は、たいていうまく行く。想定通りだった妖狐蔵馬の活躍もあり、物語のスケール感は一気に広がった。最後に著者の悪癖が出て雑なエンディングになったのが惜しまれるが、まあ、しゃーないよな
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2083位 ?
全身目玉だらけのグロくてキモい妖怪が、なぜか読者に人気となり、話の方向性が微妙に変わったらしいこの物語。ただ、こうした作者も意図しない方向での路線変更は、たいていうまく行く。想定通りだった妖狐蔵馬の活躍もあり、物語のスケール感は一気に広がった。最後に著者の悪癖が出て雑なエンディングになったのが惜しまれるが、まあ、しゃーないよな
終活の大切さは頭では理解できても、なかなか実行には移せないもの。特に子どもが親に終活を勧めるとか、ハードルが高すぎる。その新たなアプローチのあり方を提案するこの作品。主人公と、その同僚(一応、まだ恋人ではない)が繰り広げる風変わりな終活ノススメ。目が話せない
11年付き合ってきた彼氏が浮気し、別れを告げた主人公。ま、浮気はただのきっかけで、色々噛み合わないところも多々あったのだけど、いざ別れてみると…そうそう簡単には話が進まない。そこに職場の上司が絡んできて話は複雑に…
物語は丁寧に泥臭くつむがれているので、読んでいて楽しい気持ちになれるようなものではないが、読後感は良かった。気になる人は腹をくくって全話課金(51話以降のスピンオフ部分は省いても可)をお勧めします
アオアシ本編で主人公・青井葦人の母・紀子が、葦人の兄・瞬が愛媛のJリーグのチームからスカウトが来ていてどうしたものかと苦慮する(葦人にアドバイスを求める)場面が描かれていて、その話はいずれまた、みたいなことが書かれてはいた。そのうちさらっと短編でも書くんだろうと思っていたら…まさかの短期集中連載で、あっという間に単行本にまでなっていた。すげーな(^-^;
猪突猛進で不器用な葦人に対し、頭脳明晰でテクニックにも秀でている瞬だが、なまじ頭が切れるだけに、葦人のように何が何でもプロサッカー選手になるという強い意思は持てずにいた(それ以前に喘息で一時はサッカーから離れていた)が、葦人の活躍に触発されて…という話。
劇中の愛媛のチームの描かれ方がリアル(モデルのチームは来年はJ3行きかな?)だが、瞬兄のかっこよさを引き立てているとは思う
足場シリーズでは、第2作に出てきた嫌味で傲慢な現場監督ぐらいしか「悪役」が出てこないが、今回のライバル会社は、単純な敵役とは違い、色々示唆に富んでいる興味深い存在だった。前半は手強いライバルを前に主人公のダイが空回りしてきたのに、後半にうまい方向に話が転がっていけたのも、これまでのシリーズの蓄積の賜物だろう。今回も楽しく読ませてもらった。まだまだ続けられそうですね、このシリーズ
医者に相談したくなるような深刻な症状に悩まされていても、果たしてどの科を受診すればいいのだろうと悩むことも結構あるのではないだろうか。そういう時にぜひ巡り合いたいという、どストライクな医師だ。経験豊富で温厚で冷静な徳重医師と、若くて情熱的な滝野医師の名コンビもいい味を出している。今後が楽しみな作品
1シリーズ3話程度の短い作品だが、主人公を変えることでさまざまな切り口で読ませてくれる。今回も面白く読ませてもらった。
欲をいえば、業務効率化について、もう少し話を膨らませてほしかったかな。結構書き込めるテーマだと思うし。いずれにせよ、続編を楽しみにしてます
精神疾患に陥りながら引きこもりなどでうまく社会とつながることのできない人を医療などにつなげるというプロによる物語。その職業の存在すら知らなかったが、安易な綺麗事に逃げず、とことん向き合ってリアルに表現しているように思える。読んでいて救いが感じられない回が多いが、それが現実なのだろう。絵柄は正直見ていて辛くなるが、この物語にはよくマッチしていると思う
美人で仕事もバリバリこなせるのに、仕事のできないダメな男のことが好きで、しかも好きの裏返しで男に辛く当たってしまう主人公。一方、物語のヒーロー(?)は、長所を挙げるなら家族を大切にするというところと、自尊心過剰なぶりっ子の誘惑に嵌まることがないという程度(お陰で、そのぶりっ子が逆に彼に嵌まりつたあるという…(^^;)
ものの見事に噛み合っていないが、ここまでぶっ飛んでいると、さすがに清々しい。あまりリアリティーとか気にせず、今後も馬鹿馬鹿しい話を楽しみたいと思う
このシリーズは最初から注目してきたが、確実に面白みが増している。この調子で続編を期待したい。できれば、もう少しシリーズを長めにして、しっかり課金できるようになってほしいですね。いいものにはちゃんと課金したいですから
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