ハチのナナ依存症とか、全然仕事を真面目にしないところとか、イライラさせられる部分は多いんだけど、蓮の話につなげる構成はうまいなあと思う
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ハチのナナ依存症とか、全然仕事を真面目にしないところとか、イライラさせられる部分は多いんだけど、蓮の話につなげる構成はうまいなあと思う
ハチの一言にナナも深く傷ついていた。で、半ば本能的にヤスの家に足を運ぶナナ。どうすれば良いか当惑するヤス。まあ、本編ではまだ描かれてないけど、あの男のこともあるし、色々対処に苦労するところだよねえ
ハチのナナ依存症による嫉妬心が生んだ悲劇。その事に対する未来のハチによる後悔の念のモノローグが効いてくる場面だ
淳子と京助のこなれた感じが凄くいい。同い年なのにノブがすっかり後輩っぽくなっているのも笑える。
ただ、ハチのナナ依存症の悪影響が早くも露呈しつつある
漫画という音の出ない媒体で、これほどバンドの魅力を描き出すのって、本当に凄いと思う。初めて読んだ時から鳥肌が立った。なお、そこに至るまでの、ハチのナナ依存症やら、何気に毒舌満開のハチやら、美里の本編初登場やら、甘口辛口中辛やら、情報量が多くて大変な回だ(^-^;
前回の淳子のハチへの説教に対して批判的なコメントも少なくなかったようだ。ま、そういう意見も理解はできるが、そういう人たちは、この回のハチを見てずっこけていると思う。全くハチってば…┐(-。-;)┌
あと、京介ナイス! 庄司にいますぐハチに会わせるのは断固阻止すべし。庄司は幸子のことだけ見とけってことで…
ここで前回の伏線(何故かタクミではなく蓮がハチの目の前に現れた)を回収しているところが何ともオツ。あと、母親からの手紙で笑いを取りに来るのも結構ツボ(^-^;
ここでカットされると分かりにくいが、何やかにや言って淳子もいい友達だと思う。確かに庄司がけじめをつけずに幸子に溺れたのは悪い。でも、ハチにその責が無かったとは言えないし、100%被害者みたいな態度を取るのも良くない。そういう言いにくいことをきちんと言ってくれる人の存在って貴重
色々考えさせられるシーンではあるのだが、この時、ここにナナがいたというのは、ハチにとっては幸運だったとしか言いようがない
けじめをつけるべきところで、ちゃんとつけなかったことに対する罰。甘んじて受け止めるがよい
NANA―ナナ―
061話
NANA―ナナ― [第11話](2)