昔狐さんの投稿一覧

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31 - 40件目/全196件
  1. 評価:4.000 4.0

    大正という時代設定の面白さ

    今の漫画界、どちらを向いても転生ものが目に付く。現代において事故で死亡した人が、架空の時代(あるいは実在した過去)、架空の場所(実在した地域もある)に転生して困難を切り抜け、活躍するというストーリーだ。この漫画は昨今のそうした流行りとは無縁で、たんに日本の大正時代を舞台に、成り上がり者と名家の女性が結婚し、戸惑ったり、反発したりしながら互いの人生をすり合わせていくストーリーだ。もしこれが令和の今ならもっとカサカサで味も素っ気もなくなるだろうが、やはり日本の大正時代に生きた人々の生き生き感、しっとり感といった情感がストーリーに格のようなものを与えているような気がする。

    • 7
  2. 評価:3.000 3.0

    天才的縫物能力

    最近、ほとんど全ての漫画が転生ものなのは前世の知識やスキルを今世で生かし、よりよい人生を過ごすというストーリー展開のために必要なのだろう。しかし、この針子さんの場合はあんまり関係ないのでは?いちいち転生ものにしないで、すっきり今世だけのストーリーにしたほうが他の漫画とは違うという独自性が生まれてよかったのでは?

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    考えさせる

    この作家の描く絵柄は好みでない。しかし、扱うテーマが面白い。主人公はあっちふらふら、こっちふらふらなので、読んでいる者が思わず応援の意味で(もっとしっかりしいや!)とか、(いやいや、油断しすぎやろ)とか、ハラハラさせられる。この作家の作品はタイトルがいいんですよね。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    う~ん、学歴コンプレックスかあ

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    主人公の女性は家が貧しいために大学に行けなかったことに劣等感を持ち、会社で何でも引き受けて高卒でも自分は「できる人」であることを示すが、それをいいことに同僚たちは彼女を便利遣いする、という設定です。しかし、貧乏でも進学したければ奨学金制度を利用したり、放送大学、通信制大学など働きながら安い学費で行ける大学を探したりできるのに、今からでもなぜそれをしないのかが一番引っかかる点です。本当に大学に行きたいの?何のために?と思ってしまうなあ。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    学びがある

    必ず誰かがこうした仕事に携わっているからこそ、まだ命ある者は潤滑に生き続けることができる。それは頭で知ってはいた。が、しかし!自分が様々な死の実際の状況を何にも知らなかったことに気づかされたのはこの漫画のお陰だ。こういう漫画は学習漫画として確固たる価値があると思う。亡くなった人の不浄を払う作業を漫画で追体験するだけで「命」というものがビンビン感じられるのも不思議なほどだ。とにかくスゴイ。

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  6. 評価:5.000 5.0

    めちゃ面白く、めちゃ考えさせられる

    内容が深い。ナースの仕事は普段お医者さんにかからない私のような者は(エラくて健気な職業だなあ)というどこか遠い世界的なイメージしかなかった。しかし、実は今日も自分の住む町で病人を支えて踏ん張る大勢のナースがいるんだなあ、と頭じゃなく自然な感覚で身に染みたのは、これを読んだためだ。
    この漫画は生身の人間の身体、生活、関係性、人生のもろもろを引き受けるという、どだい無理でしょうという状況を、それでも引き受ける生身の在宅ナースの話だ。
    命や生活、家族や他人との関係性について考えざるを得ないとても価値ある漫画だ。お世辞じゃなく、そう思う。
    コロナで社会がパニくったとき、ナース、医師など医療従事者とその家族を排除する言動が巷に溢れたのが情けなく、恥ずかしい。ナースって「共に生きる」という言い古されて嘘くさい言葉を、本当のものにしようと奮闘してくれている気がする。

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  7. 評価:5.000 5.0

    読ませる漫画

    まず初めの古い家の描写、椿が咲いて(あ~、これが主人公の家なのか)と思わせ、どっこい、実は家なき子になってから、住み込みで働き始めた小説家の家だった。一人けなげにも独立の作風を備えなければ生きてこられなかった少女にとって、後に、この家が家族について反芻することになるんだろうなと読者にさらりと提示する腕前。心の機微の表現に優れた作家さんだと思います。無料なので毎日こつこつと読み続けていますが、結局課金しても最後まで読んでしまうと思います。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    好感持てる画とストーリー

    登場するそれぞれのキャラクターの性格や特徴、表情などがきちんと描き分けられ、主人公の幼馴染への複雑な思いや恭介との出会いと心情の変化が丁寧に描かれているので、読んでいてついつい入り込んでしまう。最後がどうなるかめちゃ気になる。

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  9. 評価:5.000 5.0

    明治の日本人の魅力

    たまたま樋口一葉の小説も読んでいるので、この漫画の舞台となった明治末期の東京の様子がすっと入り、江戸から引き継ぐ大店商家の跡取りや周囲の人々が自分のパワーを全開させて新時代を生き抜いていくストーリーにはまりました。久しぶりに恋愛漫画以外のジャンルに胸躍らせてめっちゃ続きを楽しみにしています。

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  10. 評価:3.000 3.0

    よくある話

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    タイトルは想像力をくすぐるものでいい。だけど他は、王宮もので、予知夢を見ることができる王女が出てきて、変な男と結婚させられる暗澹たる未来を変えるべく、カッコいい騎士に契約結婚を申し出るという筋立てで、これはあまりにもありきたりな話だ。しかも、主人公はただ可愛いだけで、この子のために読み続けてあげようという気にはならない。この先、事態が変わることを祈るばかりである。

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