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なるほど、レミリアの身体にエミが転移したが、レミリアの意識がまだ残存しているので、一つの身体を二人が使うという感じなのかな。しかし、二人のパワーが一人の時より秀でているのは当然だ。きっと、ストーリーはレミリア&エミにとって明るく展開していくことだろう。暗い話より明るく幸せになるほうが読者としては嬉しいので、ぜひその方向でお願いしますね~
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5010位 ?
なるほど、レミリアの身体にエミが転移したが、レミリアの意識がまだ残存しているので、一つの身体を二人が使うという感じなのかな。しかし、二人のパワーが一人の時より秀でているのは当然だ。きっと、ストーリーはレミリア&エミにとって明るく展開していくことだろう。暗い話より明るく幸せになるほうが読者としては嬉しいので、ぜひその方向でお願いしますね~
控え目で派手さに欠ける公女は、婚約者からも親からも疎んぜられ、評判の悪い年上の辺境伯に嫁ぐという設定だ。こういう場合、嫁ぎ先の辺境伯がとてもいい人で、びくついていた公女も自分の良さが発揮できてめでたしめでたしという終わりになると予想できる。ストーリーは予想できてもいい、キャラに魅力があればいくらでも読める。しかし、この主人公の公女、やたら「そう・・・ですか・・・」とか、・・・が多くて、もしアニメ化したら声優がそのまま読んだら聞いている者は非常にイライラするだろうと思う。もう少しはてきぱきしたところがあってもいいのでは?と思えるいまいち魅力が伝わらない公女が主人公である。
今の漫画界、どちらを向いても転生ものが目に付く。現代において事故で死亡した人が、架空の時代(あるいは実在した過去)、架空の場所(実在した地域もある)に転生して困難を切り抜け、活躍するというストーリーだ。この漫画は昨今のそうした流行りとは無縁で、たんに日本の大正時代を舞台に、成り上がり者と名家の女性が結婚し、戸惑ったり、反発したりしながら互いの人生をすり合わせていくストーリーだ。もしこれが令和の今ならもっとカサカサで味も素っ気もなくなるだろうが、やはり日本の大正時代に生きた人々の生き生き感、しっとり感といった情感がストーリーに格のようなものを与えているような気がする。
最近、ほとんど全ての漫画が転生ものなのは前世の知識やスキルを今世で生かし、よりよい人生を過ごすというストーリー展開のために必要なのだろう。しかし、この針子さんの場合はあんまり関係ないのでは?いちいち転生ものにしないで、すっきり今世だけのストーリーにしたほうが他の漫画とは違うという独自性が生まれてよかったのでは?
この作家の描く絵柄は好みでない。しかし、扱うテーマが面白い。主人公はあっちふらふら、こっちふらふらなので、読んでいる者が思わず応援の意味で(もっとしっかりしいや!)とか、(いやいや、油断しすぎやろ)とか、ハラハラさせられる。この作家の作品はタイトルがいいんですよね。
主人公の女性は家が貧しいために大学に行けなかったことに劣等感を持ち、会社で何でも引き受けて高卒でも自分は「できる人」であることを示すが、それをいいことに同僚たちは彼女を便利遣いする、という設定です。しかし、貧乏でも進学したければ奨学金制度を利用したり、放送大学、通信制大学など働きながら安い学費で行ける大学を探したりできるのに、今からでもなぜそれをしないのかが一番引っかかる点です。本当に大学に行きたいの?何のために?と思ってしまうなあ。
必ず誰かがこうした仕事に携わっているからこそ、まだ命ある者は潤滑に生き続けることができる。それは頭で知ってはいた。が、しかし!自分が様々な死の実際の状況を何にも知らなかったことに気づかされたのはこの漫画のお陰だ。こういう漫画は学習漫画として確固たる価値があると思う。亡くなった人の不浄を払う作業を漫画で追体験するだけで「命」というものがビンビン感じられるのも不思議なほどだ。とにかくスゴイ。
内容が深い。ナースの仕事は普段お医者さんにかからない私のような者は(エラくて健気な職業だなあ)というどこか遠い世界的なイメージしかなかった。しかし、実は今日も自分の住む町で病人を支えて踏ん張る大勢のナースがいるんだなあ、と頭じゃなく自然な感覚で身に染みたのは、これを読んだためだ。
この漫画は生身の人間の身体、生活、関係性、人生のもろもろを引き受けるという、どだい無理でしょうという状況を、それでも引き受ける生身の在宅ナースの話だ。
命や生活、家族や他人との関係性について考えざるを得ないとても価値ある漫画だ。お世辞じゃなく、そう思う。
コロナで社会がパニくったとき、ナース、医師など医療従事者とその家族を排除する言動が巷に溢れたのが情けなく、恥ずかしい。ナースって「共に生きる」という言い古されて嘘くさい言葉を、本当のものにしようと奮闘してくれている気がする。
まず初めの古い家の描写、椿が咲いて(あ~、これが主人公の家なのか)と思わせ、どっこい、実は家なき子になってから、住み込みで働き始めた小説家の家だった。一人けなげにも独立の作風を備えなければ生きてこられなかった少女にとって、後に、この家が家族について反芻することになるんだろうなと読者にさらりと提示する腕前。心の機微の表現に優れた作家さんだと思います。無料なので毎日こつこつと読み続けていますが、結局課金しても最後まで読んでしまうと思います。
登場するそれぞれのキャラクターの性格や特徴、表情などがきちんと描き分けられ、主人公の幼馴染への複雑な思いや恭介との出会いと心情の変化が丁寧に描かれているので、読んでいてついつい入り込んでしまう。最後がどうなるかめちゃ気になる。
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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~