サム子さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全39件
  1. 評価:5.000 5.0

     大河ドラマの影響で鎌倉末期に興味があったので読んでみました。
     地方の内乱の話にしても、戦場の地形やそれぞれの勢力の陣容など史実に即してリアルな上に分かりやすく描かれており読み応えがあります。
     ギャグ漫画の要素も豊富なので、思わず声に出して笑ってしまうことも多いです。ホラー要素がこの先どんなふうに織り込まれてくるのかも気になるところ。
     最初のところで「北条氏が幕府を継ぐ」とか「北条の血筋が鎌倉殿」など将軍の存在を無いことにしている点は、時行の物語に焦点を絞って話を展開するための少年漫画らしい省略技法なのかなと納得しています。(複雑な権力構造をそのまま描くと時行の立場がぼやけるので…)
     全体的にとても面白いので、この先も楽しみにして読みたいと思います!

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    ルーティーンの連続する毎日でも、そこに現れる自分の内面他人の様子を丁寧に言語化できれば面白くなる。それには才能が必要。この漫画を読めば作家さんに備わった才能を通して「新鮮な日常」を疑似体験できます。青春だなぁ

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    弓さんのように、家族の内で孤立するのは寂しいだろうなと思います。大家族で暮らすことが多かった時代は、たくさんの兄弟姉妹がいて誰かしら気にかけてくれたり世話してくれたのだろうけれど、今は基本的に核家族だからその辺はいっぱいいっぱいで頑張らないといけない人が多い。自由の代償といえばそれまでだけど、都市部では地域の絆もどんどん失われていっているのだから、各家庭はますます孤立するばかり。こういう子のことを何とか掬い上げる制度を国や地方公共団体単位で考えられないものか、と思いました。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    過保護とも言えるほど生徒の個性や存在を肯定してくれるコロ先生が、手入れと称して心を癒し特性を伸ばしていくお話。先生は同時に賞金首として攻撃される対象にもなっていて、生徒たちはあの手この手で暗殺方法を研究し実行していく辺り複雑です。学校教育とは緊張と寛容から成立する。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    介護って大変だ。自分の娘に見てもらえて幸せだと思いきや、実の親子だから遠慮がなくわがままな自分を曝け出してしまう。実の親子だから不満や不安をぶつけ合ってしまう。大切な存在だから心安らかにいて欲しいから無理してしまう。義母を看取った私は一歩引いた立場だったから、まだ客観的に自分を見ることができたのかもと、サブ介護者の作者の視点から描かれたこの作品を読んで感じました。

    • 0
  6. 評価:2.000 2.0

    まず、虎杖君の戦うための動機がより良い死だというところがよくわかりませんでした、ごめんなさい。ゲーム感覚で死生観を考えている人ならしっくりくるのかも知れないけれど、人間関係や感情の描写・いわゆるキャラ設定が甘くてどこかで見た気がする…と思いました。両面宿儺といえば20年くらい前の「カルラ舞う」という漫画を読んだことがありますが、本格的な呪詛戦闘もので登場人物の背景もリアルに描かれて段違いに読み応えがあります。人が簡単に沢山死ぬ漫画は飽きられるのも早いと思います。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    ほのぼの、しみじみ。

    高齢出産の話は周囲にも多く最高で54歳で初産された方を知っているけれど、正直なところ70才で出産はあり得ないと思って読む気がしませんでした。評価が高いことを知って試し読みをしてみたら読んで良かったと思うほど面白いです。
    命の大切さや思いやりのある人間関係の温かさ、人にはそれぞれの事情があり色々な人生があって各々が尊いこと。そんなふうなことを感じさせてくれる漫画です。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    問題の切り取り方が良い

    少年院の入院者に軽度知的障碍を持つ者が多いという、問題の原因の一端を踏まえた物語の展開の仕方に納得するお話です。少年院を退院した後のサポート体制など支援の仕方を考えるうえで、この漫画を読む人が増えて一般の理解が深まればその一助になることもあるのではないかと思いました。
    ともあれ、障碍を抱えているだけでも大変なのに更に厳しい家庭環境に晒されて生きざるを得なかった少年の心情を考えると、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉の意味がわからないでもないなぁと感じました。

    • 9
  9. 評価:4.000 4.0

    相手の心理を読むのが得意な整が事件に巻き込まれては解決していく。それがまた次の事件につながっていて…伏線を回収するのも楽しい、心理ミステリ。

    • 0
  10. 評価:2.000 2.0

    所謂、子ども向け漫画

    まず時代考証がゼロ、大正時代の生活はあんなじゃないし背景を大正とする必要が全く分からない。荒唐無稽な設定は漫画たる所以ですが、キャラの性格設定や描き分けが浅くて心理描写もワンパターンだと感じました。
    簡単に沢山の人が命を奪われるストーリーはポリコレへの反動か今の流行りか?大量殺戮が堂々と行われても国の介入が無い無政府・無秩序状態の下で何故か純真な心を保てる炭治郎がなんとも奇妙に浮き上がって見えます。
    大人でこの漫画をおもしろいと言う人は、かなり単純な人か相当な世間知らずだと思います。

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