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健吾の本音は?
学生時代、健吾は同性愛者だとカミングアウトして麗子の告白を断る。社会人になってからも同じ会社に勤務しながら健吾の一番大切な女性として側にい続ける麗子は一途に健吾を想い続けている。
麗子に嫌味を言い男性に媚びる嫌味な阿川先輩と健吾が会社の飲み会の後、なんと身体の関係を持ち付き合う事になった。健吾から「麗子にはしない、阿川さんとはできる。」と告げられた麗子はショックを受け、麗子に好意を寄せる同僚のイケメン速水が慰める、というのが3話までの内容です。
ここでひとつ疑問が。同性愛者なのに異性と身体だけの関係を持つことが出来るものですか?それに、もし大切な麗子には出来ないが、性格の悪い阿川となら身体だけの関係やニセ彼女にしても良いとの考え方なら健吾の人間性を疑います。仮にずっと自分を好きなままでいる麗子を諦めさせる嘘だとしても傷つけて良いはずがない。諦めさせたいなら今後、女性を好きになる可能性は100%ない、自分は男性が好き、麗子とは親友でいたい、と繰り返しはっきり言うべき。阿川先輩は同性愛者だと知った上でニセ彼女になるようなタイプではないので、それを知らせず付き合う事を了承して利用するなら、それもまた誠実さに欠けると思います。麗子も健吾も、それぞれを愛してくれる男性との出逢いを望みます。
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彼の好きな人は、私を好きな人