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貧困をフレーバーに使わないでいただきたい
この後読むかもわかりませんが、無料分まで読んだ現状評価です。
両親揃っている家庭の事情での貧困ならば、まずは行政とNPOと社協を頼りましょう。
舞台が何処かはわからないけど、車持ってるからとか親類の援助受けてるから生保受けられないとかだとしても、ご飯や風呂の節約(とは言えないアレ)や娘にバイトさせないといけないような状況の家庭ならば、必ず何処かに受け皿が存在します。
お父さんの就職先が決まらないにしても、精神健康ならバイトしながらでも定職は探せます。
お母さんの心身が弱そうに見えず、他に兄弟姉妹がいるようにも見えないけど働いているようにも見えず謎。
内職(ノルマと納期厳しいわりに給料安い)ができるなら、近所でのパートくらいならできるし、多分内職より稼げます。
高校進学も援助があります。成績良ければ返済不要の奨学金、そうでなくても借金にはなりますが、緩い審査で長い返済期間で貸してくれる国の制度があります。それで制服も変えるし、交通費も賄えます。
困窮家庭のことなど全く知らず、想像したこともない漫画家と編集者が作った作品なんだな、としみじみ思いました。
鈴木るりかさん(中流家庭の普通のお嬢さんが中学生で作家デビュー)の『さよなら、田中さん』を500回読んでこい、と言いたいです。あれはわりとリアルな困窮家庭像ですので。
おそらく、居候するようになってからは甘酸っぱい、ドキドキするような私好みの展開となるんだろうな、と予想はできますが、困窮家庭の立て直しに頑張ってきた身としては、導入だけで馬鹿にされた気分で、大変不快でした。
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僕の家においで