菜の花ボーイズ
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あらすじ
傷を持っている二人の少年、大西悠と石田賢治。その傷が彼らの高校生活を普通の学生とは違うものにしていた。互いを理解する二人の少年が描く青春学園漫画!
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みんなのレビュー
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悠と賢治の友情に胸が熱くなります
事故にあって左目失明と足にも後遺症が残った悠と生まれつき耳が聞こえない賢治の友情と成長の物語です。2人とも障害を抱えているからこそ繋がった友情。でも賢治はなかなか心を開きませんでした。母親からの虐待は誰にも知られたくなかったから。それでも悠のストレートな言葉と真っ直ぐな性格に賢治も心を開き始めます。友達を本当に心配する気持ち、そして助けるために準備をし行動を起こし、賢治を救います。小さい頃から自分を責めていた賢治を虐待から救っただけでなく、肯定し心までも救った悠とその家族に胸が熱くなりました。
大学に入った2人の周りにも素敵な友人が登場し、2人を取り巻く人達もとても親切で温かく、読んでいて気持ちが温かくなりました。
障害がテーマかのように思いますが、実際は悠と賢治の友情と成長の物語です。背景や言葉が少ない分、読み手側が想像しながら読み進められるところも良いと思いました。悲しく苦しい場面も沢山ありますが、何回読み返しても読み終わったあとは清々しい気持ちです。2人の関係はこれからもずっと続き、そして素晴らしい未来が待っていると思います。by 匿名希望- 12
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5.0
重い!
最初からバイク事故で一年高校留年して、足が不自由になってしまった主人公!重いテーマでそんなマンガだと思ってなくて読んだので重い!って思ってしまいました。でもこういうマンガってすごい考えさせられるし、主人公でない男の子の母親が耳が聞こえない息子に対して殴るし、育児放棄だしで、同じ母親として涙が出て来てしまいました。悔しいのと愛情を注げない親って本当にいるんだろうなってやるせなさでいっぱいになりました。こういう漫画を沢山の人に読んで欲しいと思いました。
by ゆひしただ- 5
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5.0
読むべき
障害って いつでも自分にも降りかかる。病気や事故で突然なることもある。事故で足の怪我した主人公と耳の障害で言葉がわからない少年。また、耳が聞こえずに話せないからと 母親から虐待を受け、育児放棄されてる背景。つらい。でも、現実にある。ニュースで知らされるのは、一部だけだ。だから、この漫画はみんなが見たらいい。いろんな意見が出ればいい。そして、最後は愛のあるハッピーエンドを見たい。
by みみぞー- 4
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5.0
重いテーマのような……
「変わった人」が自分になった瞬間、誰でも重く受け止めてしまうでしょう。その程度の大小に関わらず。
良い意味での同族(嫌悪にならなくて良かった)に出会えて、2人は人生で最高の出会いを果たせて羨ましいと思えるのですが……それは、2人のこれまでの苦悩と、これからの道の壁を思うと、羨ましいと思うことが申し訳ないと思えても来ます。
それでも、二人の関係が羨ましいなぁと思えてしまう作品でした!
皆が幸せな「これから」を歩き出せますように!by たぬきちぽん- 3
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4.0
地味だけど心に響く作品
障害者を主人公にした漫画はいくつか読んだが、他とは一味違う物語。生まれつき聾唖のケンジと交通事故で身体に障害を負ったユウが高3のクラスで隣の席になったことがきっかけで少しづつ距離を縮めていき真の友となる。出会いから心を開くまで時間のかかる経過を丁寧に描いていて感情を揺さぶられる。聾唖の息子を受け入れられない母親のDVがすさまじい。ケンジは外ではいじめを受け頼れる人もなく心を頑なに閉ざしている。友人になったユウとその家族が救いの手を差し伸べてくれたことが現実にはまれだろうが物語の転換点になる。ユウの妹の存在も大きい。音の無い会話と感情のやり取りを表すために空白を多用しているのかと思うが、所々空白が長すぎて逆効果になっている。タイトルの「菜の花」は一般に明るさとか希望を象徴しているため、友情で結ばれた二人に託しての題名かと想像したが、読み終えても解らなかった。あと、聾唖者が普通学級で特別な補助なしで授業についていけるものだろうか?食卓の風景とか校内でサンダルばきなどから設定は韓国だと思うが、わざわざ日本に置き換える必要があるだろうか?韓国名を使った方が違和感なく楽しめると思う。
by チャぺ- 0
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