いろいろな意味でぞーっとした。
お銀の最期ではない、赤ちゃんの扱いについて。
当然連れていくはずもないとは思っていたが、鶴見中尉の言う「信頼できる人間」がまさかのおばあちゃん?!
企みあってのことにしても、それでもフチという選択肢がスルッと出てきた鶴見中尉・・・
「今でさえ手に負えない」とほほ笑んで赤ちゃんを抱く姿には、なんかすごい母性さえ感じられた。
そんな鶴見中尉の、懐の深い悪人っぷり(どう見ても善人じゃないでしょ!)、その矛盾にゾクッとした。
この矛盾、残酷と慈悲が、鶴見中尉の色気の源なんだろうな。
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ゴールデンカムイ
219話
第107話 眠り(2)