歳下だってのに、どういう訳かさん付けで呼びたくなる人ですね零さん。
今までは常に眩しくにこやかなイケメンでこう言っちゃなんだけど腹の中が黒そう、という偏見で彼を見ていたのが恥ずかしいです。
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歳下だってのに、どういう訳かさん付けで呼びたくなる人ですね零さん。
今までは常に眩しくにこやかなイケメンでこう言っちゃなんだけど腹の中が黒そう、という偏見で彼を見ていたのが恥ずかしいです。
銀王様が「そういう真似」ではなく「あんな真似」という言い回しをしているのが、何故か引っかかってしまいます。
具体的な説明を森田には出来ない段階である以上ただの考え過ぎだったら良いのですが、その時分ですら不可思議な生々しさが纏わりついてくる契約の内容が気になる所ですね。
後に「ワシズ 閻魔の闘牌」で判明する事なのですが魔物を退治するには同じ力を持つ魔物しかいない、という考えの下にとある特殊なルールの麻雀を強いるご老体に対して全財産を片手に挑戦をした過去があるんですよね。
同類とアカギが断じる(とはいえ原恵一郎先生のぶっ飛んだ作風のお陰で、二匹目の泥鰌とはならないのが凄い所)のも、あちらを読んでみればつい納得してしまいます。
どうしてあんなホラーじみている遺体になったのかがある意味で最大の謎と言えますが、どうやらスカパー版によると持ち運びが雑だったせいで奇怪な死後硬直となったみたいですね。
咄嗟にあんな真似が出来るだけでも、十分に上等な人間だと思うけれどもね私みたいな平々凡々からしてみれば。
今で言うメンタリズムを闘牌で駆使しているのがアカギですが、それだけではなく才能と実力をみそめた幸運すらも組み込める精神が常人離れしているのが判る回となっております。
あくまでもゲーム上で再現された腕前だけど格としてはニセアカギ(それにしても、ゆめのすけプロジェクト版が発売された頃は本名が発覚してるんだからそちら表記にすれば良いのに)は四で浦部は市川さんと同じ五で設定されているんですよね。
単なる麻雀の腕前だけじゃなく本編で三味線をして来た事も含めてのCOMと思われるため、それこそ競技としての枠から抜け出せていないカタギからしてみれば屁理屈を捏ねていると感じられるやり口です。
話しを戻して、それにより冷静さを失わせるという巧妙な手口なため昭和のヤクザと令和の一般人のジェネレーションギャップを楽しむための回と言えるかも知れません。
ゆめのすけプロジェクト版で実際にこのイカサマをする市川さんと対局が出来るんだけど、胃が痛くなる位に負け続けたお陰でどれだけ恐ろしいのかが身に沁みてわかりました。
盲人とは思えない程の素早さで牌をすげ替えるのも、一度のそれで見破るアカギも凄いとしか思えませんでした。
このトリックがどういった手順だったのかという詳細は原作からVシネマ版にアニメでも長らく不明だったのですが、実はスカパー版だと手元の動きを見せてくれるんですよね。
あちらのアカギは右手の人差し指に擦り傷があり(所々でその怪我が、視聴者の印象に残るような映し方もされている)その上で牌をどう紛れ込ませ戻したかを描写しており、臨場感も含めて衝撃さが増していました。
話しを戻して八木さん達が三人で大掛かりなイカサマをしてきたのに対し、本当にストレートなやり口で罠の中へと飛び込ませる鮮やかな手口に惚れ惚れとするしかないですね。
竜崎さんはスカパー版においてとある脅迫をされたり、四暗刻大三元西単騎待ちのイカサマを見逃す事にした際の警告でアカギの右手を掴んだりするんですよね。
その回だけ見ると単なる追加にしか思えないのですが、この後に待ち構えている展開への布石として描写されているため二重に衝撃的となるのが凄いと思う。
賭博覇王伝 零
015話
アクシデント 2