4.0
あたるって結局...
今読み返すと結局あたるってちゃらいだけでどこがいいんだかさっぱりなんだけど、なんだかんだいってもラムとの相性はばっちりなんだと思う。
高橋留美子ワールド全開の面白さです。
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21075位 ?
今読み返すと結局あたるってちゃらいだけでどこがいいんだかさっぱりなんだけど、なんだかんだいってもラムとの相性はばっちりなんだと思う。
高橋留美子ワールド全開の面白さです。
アニメでハマって原作読んでまたさらにその世界観にハマってしまいました。
千夜一夜をベースにしながらオリジナリティに溢れています。冒険好きにはたまらない作品です。
主人公エスターがともかく健気。
愛される理由が分かるのですんなりストーリーに入り込めます。溺愛されていることに気付いていないのも可愛いです。
神尾葉子さんといえば「花より男子」でしょうが、個人的には「キャットストリート」の世界観の方が好きです。
型にハマりきれないキャラクター達がフリースクールという「居場所」を見つけて成長していく物語です。
綺麗事ばかりじゃないのがいい。
それでいて説得力があってぐいぐい引き込まれて行きます。
自分に自信がなくなったときに読みたくなる一冊です。勇気をもらえます。
とても優しい気持ちになる作品です。
律が作る食事の一品一品に愛情がこもっていて、料理って食べてくれる相手に対する思いやりなのだということに改めて気付かされました。
連載当時にmimiで読んでいました。源氏物語の世界観がともかく美しく再現されていて着物や調度品が素晴らしくて大和先生が「あさきゆめみし」のためだけに専属のアシスタントさんを雇っていると知ったときには納得でした。
あの人数の姫君をちゃんとそれぞれ描き分けているのがすごい。一人ひとり美しいのに顔立ちが違うんです。
宇治十帖までしっかり描き切った功績といい、もはや芸術の域だと思います。
原作があってそこから漫画化されたのではなく、ドラマオリジナルの企画がヒットして漫画になるというスタンダードとは逆パターンな作品です。それだけにドラマの世界観を大切にしていてほっこりしながら読んでます。ラストシーンが楽しみです。
奇を衒った出来事なんてほとんどなくて、キャラクターそれぞれの日常に則した等身大の悩みの中でバイオリンと出会って打ち込んでいく...そんなストーリーです。
世代も立場も違うのに大切な存在になっていく三人のバイオリン教室仲間。私も習い事がしたくなりました。
確かにコレットは死ぬことにしたのかもしれませんが、そこから始まる物語が思いもかけない方向に展開されていって面白いです。ファンタジー的要素満載なのに日常のほのぼの感ありの不器用な恋愛ものだと思います。
たくさんの方が名作として支持している作品...ということで期待値が高すぎたのかな?
私にはまったく響いてきませんでした。
それぞれのキャラクターが自分の感情に振り回されていてまったくもって共感できなかったです。特に演奏シーンが雑念だらけで稚拙です。「型破りな演奏」を表現しようと熱を持って描写されているのは分かるのですが、何か勘違いなさっている。
テンポの速さのみでテクニックのスゴさを表現しようとしていたり、観客を置き去りにするほど個人宛の「好き」を込めた演奏が評価されてしまったり、スポ根系の部活モノとして描く分にはアリかもしれませんが、仮にも一流どころを目指してコンクールにも出ているようなレベルの中高生なのだとしたら、思考回路がドシロウト過ぎて自分に酔っちゃってる系の聴き苦るしい音色しか私には届いてきませんでした。
目指すスタイルは千差万別ですが、脱力とか集中力とか基本がない演奏に魅力は感じられないです。
かをりの病気についても思わせぶりな御都合主義でなんだかさっぱり分かりません。同じ病気の読者への配慮から敢えて明かしていないのかな?とも思ってみましたが、たぶん具体的に決められていなかったのだろうなぁと思います。
ラストは術中死を思わせる描写でしたが交通事故などの不慮の事故や脳内出血などの突発的な発作でもない限り、イマドキ医療ミスでもなければ永年に渡り適切な治療を受けている患者にそうそう術中死は訪れないような気がするのですが...。
それにしても死にゆく中で大好きな相手に「私を忘れないで」はなかなか言えるもんじゃない自己愛っぷりだなぁと感じました。
みんな自分の感情ばかりで本気で相手を思いやっていない稚拙な思考回路にウンザリです。
とはいえこれだけ長いレビューを書かせていただいたのはたぶん初めてなので、強烈な印象が残っているのは間違いないのでしょう。
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うる星やつら(新装版)