5.0
あっち側とこっち側の、
壁は、想像以上に薄い。誰もが「今居る場所」の反対側に行ってしまう可能性がある。
それは「日常」に潜んでいる。誰もが抱える「不安」「不満」が導火線となり、ある日突然「火」を噴く。
そんなことを肌で感じる作品です。
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1026位 ?
壁は、想像以上に薄い。誰もが「今居る場所」の反対側に行ってしまう可能性がある。
それは「日常」に潜んでいる。誰もが抱える「不安」「不満」が導火線となり、ある日突然「火」を噴く。
そんなことを肌で感じる作品です。
卑怯なことはしない。群れない。
例えグループの中にあっても、メンバーひとりひとりが自立している。
そういう強さを感じる「男」の話。
女性でも憧れる生き方。
淡々とした日常を描くのが上手い作家さんですよね。
その背景にあるものを、まず読者の方があれこれ想像できる。
「何故?」今のような状況になったのか?
人は、誰かの為に生きることで「張り合い」を持つけれど、
一人になったことで、その張り合いまで一緒に無くしてしまう。
「働く」→「あれ?何のためだっけ?」という言葉の意味は重い。
というのは、もう漫画の1ジャンルになってるんですね。
昔の人間である私は、最近やっとそのことに気付きました。
しかし、時空を超えても、強いものは強い!と、なんだか嬉しくなります。
刃牙ファンの夫が言ってた意味が、この作品を読んで良く判りました。
我々は、西洋的な体の鍛え方「逆三角形」に憧れることが多いですが。
実際は、重心がもっと下にある「三角形」の方が力を持っているということを
思い知る気がします。
粗削りなタッチの絵も味わいがあって、いいですね!
現在の絵は、洗練され過ぎて。もうすごいことになってる@@
イラスト、フィギュア、ファッションなど「漫画」という枠をとっくに超えて
キャラクターが活動している。素晴らしいことだと思います。
私はジョジョファンだけど、原作の方をあまり読んでなくて。
今更ながら「ジョジョ入門」の気分です。
イラストは好きなのですが、内容〈表現〉に一部怖いところがあって、
どうも苦手、というか長い間読めないでいたのですが、最近少しずつ読めるようになってきました。
やはりこの「奇妙な世界」の住人にはなれないようです。でも今後とも、おっかなびっくり覗いていきます。
大好きです。大変お世話になりました。
また、成田亨さんは画家としても素晴らしい作品を御描きになります。
怪獣の原画作品の画集を持っていますが、私の宝物です。
またテレビでは石ノ森作品を中心に夢中で観ていました。
そうしたルーツがこの作品で読めます。
どれも、スカッとしてていいですね。^^*
でも、今の時代の男性では居ないタイプ。
やはり古き良き「昭和の男」なんでしょうか。
そういう心根は旧いの大歓迎です。
これは、赤塚先生のオリジナルではなく、リメイクなのですね?
でも当時のテイストが感じられて、面白いです。
子供の頃はギャグ漫画で育てられました。まさしく赤塚先生は自分の思想的な「親」状態。
赤塚先生がふざける見本を見せてくれたお蔭で、ふざけた大人になれました。感謝。
半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム―