5.0
主人公が一番タチ悪い笑
ノベル版未読です。
一言で済ますなら『主人公が一番タチ悪い』です。
病弱な雛女なのに『病弱さ』を取り除いたら手に負えないくらいアグレッシブな主人公。
始まりは主人公である黄家の雛女を妬んだ朱家の雛女が、主人公が日頃受けている(と思われる)周りから愛でられ、自分の苦境を味あわせようと道術で入れ替わりをした。
実際は周りから見えない・見せない努力(本人曰く、当たり前の事)をしていたのを知り、主人公は『健康とはこの様にやりたい事を存分に出来る』とむしろ羽を伸ばし、空気を読んだり読まなかったり屁理屈こねたり奔放さを出して黒幕の目的を潰し、最終的には友人同士になった…が最初の章。
この最終的な所では黒幕と皇后陛下の友情を再確認する事になったけれど誤解が解けるまで随分時間が掛かった印象で終幕。
次の章は…まだ配信途中ですが、朱家直下領の反感から嫌がらせを受け(無害そう&良くも悪くも影の薄かった藍家絡み?)、事故で朱家の雛女に入れ替わった主人公が隠蔽ついでに攫われた所までですがどんな展開になるか楽しみです。
もう一度書きたくなる程だから書きますが、『病弱な美女=健康な肉体を手に入れても大人しい』で考えてるととんでもない、周りがドン引くくらい主人公のタチ悪い。
何で今までお付きの女官はツッコみしないのか不思議なくらい(叔母である皇后陛下もアグレッシブだったから普通扱いだったのか?)、むしろ病弱だから抑えられていたのかと思うくらいアグレッシブ過ぎる。
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ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~