ドナウ川さんの投稿一覧

エミリア～愛なんて関係ない～

日本語訳がだいぶおかしいのかな？

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と、思うくらい、セリフだけ読むと登場人物たちの会話が意味不明です。

簡単なところだと、女性言葉で否定を入れるのなら、「いや」ではなく「いえ」ですよ。
公爵夫人になるため花嫁修業をしている設定なので、ご令嬢言葉ならなおさらです。
現代女性言葉なら「いや」でもいいですが。
あと、「白鳥の群れに紛れ込んだ黒い白鳥って……」頭痛が痛いと同じ文章の誤りです（汗）

絵柄は綺麗ですが、キラキラしいのが苦手（私のような）方には不向きかな。
ドレスやアクセサリーは綺麗だけど……画一的に見える。
悪くはないけど、この上を知っていると、普通に綺麗レベル。

最初に言ったように、訳がおかしいせいもあってのことかもしれませんが、登場人物の心理が矛盾していて。
モノローグとセリフが違うだけなら、心裏腹で済むかもしれませんが、一話前の言動との矛盾がある上、隠した感情もあるとなると……読者ですらついていけません。
本人たちだけすれ違ってるならいいけど、読者も理解に苦しむ話は致命的かと。

ザックリ言って男女のすれ違い話のようですが、この設定、このストーリー展開をやりたいなら読者に解るようなセリフ回しと翻訳を願います。

復讐は離婚の後で

個人の復讐を越えて。

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理不尽な想いをかかえる登場人物たちを代表して、主人公がザカリーという屑に復讐を果たそうとする、という話。

一年間だけの旦那、レナードと。
幼い頃から彼女を慕っていたウォルターとのラブロマンスも所々で入ってくる。
……けど、復讐が主体のせいか、レナードの幼い恋愛感情と崇拝に似たウォルターの愛情は、個人的に少し物足りない。
ウォルター、たぶん普通に良い男。
普通だから物足りないだけです、私には(笑)

そして、主人公は思慮深くいろんな方面に気を配れる領主(男爵家)の娘として素晴らしい矜持の持ち主。

復讐が主題ではありますが、いま巷にありふれたザマァ系の解りやすく馬鹿馬鹿しい復讐話とは一線を画しています。
心が洗われるストーリー展開は、美しい絵柄と共に、次へ次へと読み進められます。

ただ……ストーリー展開や主題は素晴らしいのですが、キャラクター面が弱い。
綺麗な人と醜い人、それぞれの置かれた状況においての人物描写は「正しい」のですが、魅力的とは言い難い。
あくまでも、私基準ではありますが、いままで自分がしてきたレビューにおいての基準として、その点から☆ひとつ減らしてあります。

木隣

ギャグ要素が強すぎ。

終始ギャグ調でついていけなかった……。
笑いのツボが浅い方向けかと。

絵は可愛らしい。
主人公と相手の男もピュア……なんだろうけど。

昔？の設定ならもう少し内面大人なんじゃないかなぁ？
主人公が20歳、相手の男が22歳。
いや……やってることとか反応が昭和くらいの中学生男女。
んー……これを面白いとか可愛いとか思えないので、一応頑張って６話無料分まで読ませてもらいましたが、私には合いませんでした。

ブラックガールズトーク ～女が語るムカつく奴ら～

絵柄も内容も好みではなかった、残念。

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主人公の出だし……。
自分は平凡でなんの取り柄もないけど、彼氏だけは普通より上かな？

を、読んだあとの自サバ女の話。
……うん、彼女を馬鹿にしていたけど、アナタと自サバ女、何が違うの？？
と、フツーに嫌なキャラ付け。
え？主人公も実は平凡といいつつ性格悪いですよ？な話の構成なのかな？

深夜のダメ恋図鑑と被る構成だけど、全然違う！！
二番煎じにもならない、内容と絵柄の違い。
いや、多分、構成を真似てるだけで、中身は最近なんだか多い人の悪口言ってスカッとしているだけの漫画だよね？

女子の陰湿な感じが出ていて全然スッキリしない。
レビューにスカッとするみたいなことがあったけど……自分のスカッとする感じとは違うというか。

ダメ恋みたいな主となる女子のキャラクターがカッコ良ければ面白かったのだろうけど、出てくる女子がみんな陰険で怖い(苦笑)
そもそも始まりが「平凡で退屈だから、ムカつく人の噂話をオチのある話にして楽しみたい」という、なんだか根性の悪いコンセプトな女子会。
好きになれるわけがなかったです……すみません、あくまでも個人の感想でした。

ふつつかな悪女ではございますが ～雛宮蝶鼠とりかえ伝～

鋼のメンタル……？(笑)

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いや、悪女と入れ替わる聖女が鋼のメンタル持ちで不遇な境遇？
何ソレおいしーの？
な感じで何事にも動じないのは、ある意味サイコさんですよね？？
それは「辛い」と感じてこそのメンタルの強さを表す「鋼のメンタル」なので、この主人公には当てはまらないかなぁと個人的には思います。

ただ、入れ替わり設定とか、黒髪イケメンがちょっと気になるので無料中は読むかも。

不遇なヒロインがウジウジするのも嫌いだけど、不遇を不遇と気づかない鈍感ヒロインも苦手だなとこの作品で気づきました。

やっぱり「辛いな、この境遇。だけど……乗り越えなくちゃ」な、一度境遇を受け入れてからの困難に立ち向かうスタイルがいいなぁ。
鈍感な心の持ち主は、強いのではなく鈍いのですよ。
ま、鈍い人が最強というのは現実にもありますけどね。
ただ、そういう人の側にいるのは苦痛ですよね。
フツーは。
漫画だから許されるし、面白いのだと思います。

冷血公爵の心変わり

公爵様が良い。

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セイじゃなくて、ロアンのほう(笑)。

最初はなかなか名前が覚えられなくて、主人公の名前、カナリアだと思ってたし、公爵様の名前もセイだと思ってた(笑)

基本、前半パートはギャグで主人公の頭の中も残念だし行動もアホっぽい。
でも、少しずつ魔法にをかけられた冷血公爵のロアンがセイと融合（魔法で二重人格状態だった）して主人公エルインを溺愛していくのがいい。

後半は腹黒皇太子の策略に嵌められて、公爵家がジワジワと追い詰められて、内戦状態になったところで無料分77話終了。

うーん……続き課金どうしようかな？
と思うくらい、ちょっと展開がハード。
前半の主人公のお花畑脳からのギャグ８割状態から９割シリアスになったのは、面食らうというか……。
まぁ伏線は小出しされてたけど、終始ギャグが入ってきてて、なんならその小出しにされた伏線は、ん？あれ伏線だったのか、というね(苦笑)

エルインの残念思考はともかく、公爵様の冷たい態度が個人的に好みだったのでここまで読めましたが、エルインのアホっぽい振る舞いが合わない人には楽しめない話かも。

実は私が本物だった

人生やり直し系。

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死に戻り系って言ったほうがいいのかな？
やり直し前の人生が、まぁ、ツラい。
主人公のキツい性格（公女として自分を律してたから）と不器用生真面目が合わさって、周りから嫌われるし、味方がいない。
コゼットというもう一人の公女（タイトルからすると実は偽物）の策略もあり、また、後から解る主人公同様、生真面目で不器用な父親である大公も、このコゼットの策略に嵌ってしまう。
で、主人公が処刑され、魔法師？である表紙絵の金髪男と謎の人物によって、回帰魔法によりコゼットが現れる前からやり直す主人公。

やり直し前の人生とは違い、公女という枠に縛られず、自由に青春を謳歌する主人公キイラ。
解りやすいザマァ展開がお好きな人には不評のようですが、本当の復讐とは「幸せになること」だと思ってる当方にとっては、この周りとアオハル楽しむ前半のキイラ、結構楽しめました。

で、コゼット登場。
大公の態度もキイラの態度によって変わりつつあるせいか、コゼットの企みも今の所（57話くらい）潰せています。
ただ、キイラのお祖父様が何やらきな臭いことやらかしてるので、そこがコゼットらにつけこまれなきゃいいなと思える部分。

やり直しで一番、私が切なかったのは、冷たい態度をとってたキイラ父の大公殿下。
権力のある立場の人は情(家族)に流されれば国家は傾くし、義(政治)を貫くと家族が犠牲になるというね……ツラいわー。
キイラにいつか振り向いてもらえるといいけど、お父様(苦笑)

ビジネス婚ー好きになったら離婚しますー

ちょっと退屈かな……。

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２話まで読ませてもらいましたが、ありがちの契約結婚の話に、なんのヒネリもなく、タイトル通りかなと思えたら続きが気にならなかったです。

元カレとの別れ話で１話。
契約結婚との相手とビジネス上の出会いまで（挨拶）で１話。

話の進みが早い漫画になれてるせいと、この手の契約結婚設定を飽きるほど読んできたせいか、何も心が動かなかった。

キャラクター性が弱いのかも。
男女ともハイスペック。
……で？
という感じ。
キャラ付けに元カレ屑な主人公。
父親の言いなりになりたくない相手の男。

……で？
と、なってしまいました。
たぶん、漫画としては弱いキャラ設定かと。
ストーリー設定もありがち。
絵柄は綺麗だけど、等身バランスが酷い。
何等身あるの？？というね……令和の時代にこれはないし、私自身が単純に等身バランスに美しさを求めすぎなのかな……。
小顔だからいいってもんじゃないんだよな……。

もう少し、キャラクターの魅力と、ありがち設定にヒネリがあれば良かったのに、残念です。

わたしのお嫁くん

ドラマ化と同時期に。

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こちらの原作を読ませてもらって、またドラマを観終えたあと、改めて読ませてもらいましたが。

絵柄はちょっと雑だけど、話は面白い。
キャラクター設定が王道からちょっとだけ(ポイント)外れてるのが面白い！
お兄さんのキャラ付けとか、義母とかフランス人被れ？とか(笑)

あと、ドラマでも思ったけど、赤嶺さんと古賀さんのキャラがいい。
イイ意味で予想外だし、魅力的。

キャラクターが活き活きとしてるので、話の展開とか関係なしに読めるのも良き。
主人公の浮き世離れした感じとかもマンガならではだけど、厭味がないのがいい。

ドラマはそんなキャラクターの良いトコ取りで改変されてたし、本筋(というかテーマ)を変えてなかったのが良かったんだろうな。

結局、そういうことだよね、映像化するって……。
そのまんまメディア化したからって成功するとは限らないし、変えちゃいけないところってあるよね。

と、例の件で思ったのでこのタイミングでこちらにレビュー書かせてもらいました。
関係ない話、すみません！
でも、この作品はマンガもドラマも面白かったです！
世界観、壊してないのが良かった！

今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら

部長が……ないかな。

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なんか……いろいろ強引展開。
漫画とはいえ限度が。
昭和の設定……ではないですよね？？

近頃は昭和を知ってる上司でさえも、すごく気を遣って遣いすぎて「セクハラ認定されない」ように行動してますよ？？
この上司は余程自分に自信があって、主人公に訴えられないと思ってるのか、それともセクハラの概念が脳内辞書にない方なのか……。
距離が、近すぎる！

所々、主人公に気がある描写が出てきてたのは、「主人公が好きなのでこの距離感」の演出なのかもしれませんが、ナイです。
一晩くらいだったら、「俺の家に来るか？」じゃなしに、タクシー代とホテル代出してくれるのが上司としてもオーナーとしても正しい接し方では？？
いやー、気持ち悪いと思ってしまって。
絵柄も上司が美形だからかもしれませんが、キラキラしいお顔でちょっと個人的に苦手でした。

あと、主人公の性格も……主任？という肩書きですが、仕事はできなさそう。
部下だか後輩だかの仕事は押し付けられるわ、愚痴を聞きながらお饅頭差し出すわ……何しに仕事に来てるんだろうと思ってしまいました。