カコさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全93件
  1. 評価:5.000 5.0

    背中と足許

    表紙絵に惹かれて。
    こういう直感は時に宝物みたいな出会いをくれる。

    リアルを表現する為のファンタジーといえばよいのかなぁ。
    突拍子もない設定により、全編に漂う痛みや温かさが一層沁み入ってくる。
    〇〇のような、という言い方は野暮ですが大林監督の世界観を感じました。
    成人が制服‼︎ のシーンのセンスにも撃ち抜かれた笑
    もっと長編で読んでみたいような終わってほしくない気持ち。
    ラスト、一気に、篠原さんがんばって‼︎の気持ちになる妙。

    ラストシーンの足許は、必ずあたたかい場所にたどり着く。
    そんな風に思わせる力の宿った物語。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    ドラマチック‼︎

    ネタバレ レビューを表示する

    24話という決して長くはない物語の中に
    さまざまな人生が息づいている。
    最初は美由紀にイライラしたり。
    その年頃のカップルによくあるお話かな、と思ったり。
    あら、歳の差の恋愛物語になるのかしら、とドキドキしたり。
    ん!?もしや、と思ったあたりから、
    男と女の匂いが父と娘の愛情の匂いに変わる。
    ドラマチック。
    でも核に描かれたものは、普遍的でとてもあたたかい人の思い。

    直接的な泣き顔ではなく、こぼれた涙の一コマで伝える西先生の表現が好き。

    護くん目線の物語も読んでみたいなぁ。。
    アール座のあの席で。

    • 1
  3. 評価:2.000 2.0

    うーん、、

    一気に全話読んでしまったけれど、
    何かどこか物足りない。
    ラストは皆の書かれているように、やはりやや呆気なく感じた。
    背景となる物語の描き方?
    理由なき性質による強行だとしたらキャラクターの不気味さの描き方が伝わってこないのかな? わたしが不感なのかな、、
    実写化されそうだな、と思いました。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    新時代のヒーロー‼︎

    新しいような古いような不思議な読後感。
    デンジのぽつりぽつりとした一言は「時代」の呟きなのか「わたしたち」の代弁なのか。
    ダークだけど絶望より強い生命力を感じずにはいられません。
    ファイアパンチでドびっくりしたフジモト先生の恐ろしさを又してもくらっちゃう面白さ!!

    あたしにはチェーンソーはあるのか…

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    引き込み力が凄い

    終盤まで、漫画の持つ力にグイッとひきこまれて一気に読んでしまいます。
    不安感、不穏感、それぞれのキャラクターの純真さ、悲しみ、どうしようもない変態性まで…様々な事態と人が重なり合い謎が深まっていきます。
    そして謎の正体は…。
    えっ!?! えええええ。。

    お話の長さはちょうどいいと思いました。
    でも島の背景の物語をもう少し掘り下げて読んでみたかった気も…。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    しっかり怖い‼︎ 世界観

    今の時代にとてもフィットしている気がします。でも予想よりだいぶ怖いです(゚o゚;;

    ホラーの影のそこかしこに孤独や愛情への飢え、その無意識や意識など、人間の心の問題も根深く表現されていて読み応えがあります。
    そしてBLな色香と愛すべきキャラ達。

    新しくもあり、普遍的でもある。
    浸ると抜けられなくなる世界観です。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    ぜひドラマ化を‼︎

    と、切に願うほど共鳴する女性が多いのでは⁉︎

    すみれ先生のような美貌と専門的なお仕事は特別だけれど、自炊が億劫過ぎるほど日々の生活に疲れている人には、性別、職種、世代を超えて笑いながらも共感の嵐が巻き起こりそう。

    まさにクローズアップ現代な漫画です‼︎

    • 2
  8. 評価:4.000 4.0

    人生の比喩

    タイトルは人生の比喩なのかなぁ、と何となく手にした本。
    電子にもなっていたのですね。
    後味の悪さ、重さ、辛さ、怖さ…そういったものが強く否定もされず肯定もされず森にのまれていく。そんな世界観。
    人の生の所謂ダークな面に鬱蒼とした木々の隙間からほの暗い光がさしたような…。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    配色の柔らかさ

    なかなか重いテーマなのですね。
    途中でわかります。。

    オールカラーの柔らかな色合いや、ちょっとしたセリフの今時なリアルさで読み易いけれど、「お兄ちゃん」の苦悩や背景はそれぞれの寂しさがどちらも根深そう…。
    どんな展開になっていくんだろう。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    映画オタクと昆虫博士

    拗らせ捻くれてるようで、でも正直で誠実。
    大変に素敵なコンビだと思います。
    てゆーか、もう大好きじゃん‼︎ お互いに。って思っちゃう。

    絶妙なタイミングでのすれ違いがまた面白くって。そして、そこに絡むような絡まないような西島秀俊さん似の先生の存在。絡みの行方も気になります。

    皆、所謂偏った人達ばかりだけれど、自分にも他者にもその人なりの誠実さを持っていてそこに心を掴まれました。

    • 0

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