5.0
背中と足許
表紙絵に惹かれて。
こういう直感は時に宝物みたいな出会いをくれる。
リアルを表現する為のファンタジーといえばよいのかなぁ。
突拍子もない設定により、全編に漂う痛みや温かさが一層沁み入ってくる。
〇〇のような、という言い方は野暮ですが大林監督の世界観を感じました。
成人が制服‼︎ のシーンのセンスにも撃ち抜かれた笑
もっと長編で読んでみたいような終わってほしくない気持ち。
ラスト、一気に、篠原さんがんばって‼︎の気持ちになる妙。
ラストシーンの足許は、必ずあたたかい場所にたどり着く。
そんな風に思わせる力の宿った物語。
- 1
アメコヒメ