カコさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全93件
  1. 評価:5.000 5.0

    ただよう

    パンの香りがただよう柔らかい作品。
    強くて優しくて不器用でまっすぐで。
    ハラハラドキドキもあったけれど最後まで安心
    して読み進められました。

    一見突拍子もない展開とそこに描かれるリアルで繊細な感情。それがグッと伝わる時にふわりと
    パンのよい香りがただよってくる。
    そんなしあわせな世界観が大好きです。

    ただようって、地に足がついていないイメージがあるけれど、
    しっかりと香りを残してただよう様な生き方も
    素敵だなぁ、と。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    心を抉られる作品です

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    砂時計の焼き直しで、キャラの精神性はそのままに、切り口を変えればどんな物語が生まれるのかと。
    先生のこの言葉にとても納得しました。

    物語はハードな内容が多くて読み進めるのが苦しい場面も。幼い二人の心情を思うと、母親の行動が心底恐ろし過ぎて。先生が描く子供の瞳が可愛くて、一層苦しさが増します。
    喧嘩のシーン、その内容、蹴り落とすシーン、
    妊娠と堕胎、壊れる寸前の水帆の表情…かなり
    ヘビーでした。

    一人の人間にはほんとうに様々な側面があって。
    この日常にはひとつの真実に見えてもはかり知れない様々な側面が確かにあって。そう、ある。
    ラストまでそこにブレがなかった。

    「だからこそ…」っていうメッセージをわたしは受け取りました。
    本当に生きにくい世の中だし、自分の中の生まれ持った性質というか、抗えない何かは確かにあるけれど、シンプルな気持ちを見失いたくないなと心に刻みたい。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    心をとらわれる作品です

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    実在の場所や地名が登場するので
    何だかリアルで。

    こんなにも、愛すること、死を選ぶということ、
    母の愛、家族の愛、愛情があるからこその苦しみが重くのしかかってくる漫画を知りません。
    10巻という中で物凄い重さと熱量で、
    胸がギュッとなりながら読みました。
    わたしは、愛する勇気について考えさせられました。

    ラスト、もうどうなるんだろう? どうなるんだろう⁇ の連続で…2人が結ばれる結末には、
    重みとともにあたたかさでいっぱいになりました。

    覚悟を感じる作品。
    リアルタイムで出会ってみたかったです。

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    大切な作品です

    すっかりレビューを書いた気になっていました。
    最初は紙で購入。本屋さんで表紙の田中さんの視線に引き寄せられて。
    タイトルは一見コメディのようで、1巻目からその真摯さに心掴まれました。
    2巻が待ち遠しかった。

    その後は電子書籍で。
    読みながら何度も涙がたれてきて。
    号泣というのではなく何かがすごくすごく沁みてどうしたって泣けてしまう。

    大切で大好きな作品だという事を伝えたくて
    残したくてこちらに書きました。
    悲しいです。苦しいです。
    先生のご冥福を心よりお祈りするとともに心からの感謝をこめて。

    • 268
  5. 評価:3.000 3.0

    新しいアプローチ

    ご飯に関する漫画において、新しいアプローチだなぁと思いそこに面白さを感じました。
    あと表紙は、てだれもんらと似てるな、って。

    気持ち良い食べっぷりに読んでいると食欲を刺激されます。美味しそうなご飯の描写にお腹がすくことはあったけど、女性のよい食べっぷりでお腹がすいたのはこの漫画が初めてかも。。

    こんな有り難く夢のような2人の出会いこそが
    大御馳走ですね!

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    心理戦

    濃い絵力と何だか嫌な不気味さを感じて敬遠していましたが、じっくり読んでみると面白いです!
    医龍の作者さんなのですね。

    じっとりとした不気味さはずっとまとわりつきますが、先の展開が気になって気になって
    今3巻目に突入したところですが、この心理戦はいったいいつまで続くのか!? どう転がっていくのか!? 新しい心理サスペンスの面白さと闇を感じます。

    あと、真珠が、踊る大捜査線のキョンキョンを彷彿とさせます。。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    わかるようなわからないような。。

    わかるようなわからないようなそんな若者たちの曖昧なリアルさが面白いです。

    カラーもなんだか中間色でその曖昧さと相まってリアルな感じ。

    癖つよな面々のこの先の展開が楽しみです。
    唯一真っ当な気がして塚本君推しです。。

    皆に幸あれ!とか雑な感想な気もしますが、そんな思いで見守りながらたまに共感しながら楽しませていただいています。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    な、泣ける!!!

    君に届けを読破する前から読み始めてしまいました。
    1/4は読みすすめ、梅ちゃんとのあれこれが終わったところなのでタイミングは悪くないかも。。

    爽子ちゃんももちろん可愛いけれど
    梅ちゃんの拗らせた可愛さもとても人間味があって魅力的です。ただ、その拗らせは多感な年頃に傷ついた経験からだから、どうかどうかたくさん癒されてほしいなぁ、えーじ兄ちゃんに。

    えーじ君の過去も今から出てくるのかな。
    もうすでにとってもお似合いの2人だけど、
    過去を知ったらもっとお似合いだと確信するのかな。過去の苦しさも全部今の自分につながっているから、2人で苦しさを上書きできたら最強だな、なんて思いました。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    なるほど!!!

    知人にすすめられて、今1/4ぐらい。
    なるほど!!! 面白いです。
    知人もわたしも爽子ちゃん達の親世代より↑ぐらいなのに。。。心掴まれました!

    とにかく爽子の不器用なピュアピュアさにやはり惹かれます。これは年齢関係なく人と関わるうえで、つまりは生きていくうえで大切なこと、大切な気持ちが詰まっているからだと。
    だから世代をこえてこんなにも響くのでしょう。

    風花くんもシャイで可愛い。龍くんは無口だけど内面クレバーで大人っぽい印象。
    女の子達の友情もブ厚くて揺るぎない絆が頼もしいです。

    読み終わる前に番外編も読み始めてしまいましたが、、、両作ともゆっくり大事に最後まで味わいたいなぁ。
    世代をこえて愛される作品だと思います。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    心の壁

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    今半分近く読んだところです。
    苦しい。。

    お互いにこんなにも思いあっているのに一緒にいられないなんて…突然の事故、苦しみ、絶望、
    相手を大切に思えば思うほど生まれる苦しみ、
    自分のこととして考えたこともなかったことばかりで、でも現実なんだ誰かの日常なんだって感じさせてくれる作品で…学ばなければ、想像しなければ、知らなければ、と思いました。

    心の壁という言葉がいちばん響いています。
    感想が全然まとまらない…そのぐらい重い…。
    ラストは、どうか幸せを感じていてほしい。

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