5.0
何回も読み直さないと…
多分、ちゃんとは理解できないんだろうな、と思います。
幼なじみのハルタの死をきっかけに、それぞれの人たちの物語が短編集のように描かれていて、それが徐々に結びついていくという謎解きのような感覚のストーリーです。
それぞれのストーリーはそれ程深く描かれているわけではなく、割と淡々と進んでいく印象です。
ですが、クライマックスに向けてうまく結びついていき、最後のカンナの本当の気持ちには胸が痛くなりました。
まるで映画を見ているような厚みのある作品です。
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