5.0
未来への扉を開ける勇気を与えてくれる
こんな長編をいっきに読んだのは初めて!とにかく前向きで好き。
主人公の専業主婦・真琴は子育てに追われ、ほぼ女を捨ててる状態。保守的な銀行員の夫は奥さんは家庭を守ってほしいという昭和な男。夫は部下の結婚相手と浮気した上に真琴に仲人の役割を果たすよう依頼するほどの無神経な人。ところが、この浮気相手の仲人として結婚式で撮影された写真がキッカケでモデルになりたいと思う事になる。
真琴はダイエットの読者モデルからスタートして、その後、小規模事務所に所属しながら、挫折しながらもチャンスを物にして夢へと突き進んでいく。ライバルに嫌がらせされたり夫と離婚したり、さまざまな修羅場をくぐりパリコレにまで昇りつめていく。
陳腐なサクセスストーリーに終わらず、ちゃんと業界の取材をしてるのが細部の表現でわかる。専業主婦の誰もがこんな夢を叶えられるとは思わないけど、最初から無理と諦めたら何も始まらないし、自分の人生を決めるのは自分。いつ何が起きるかわからないからこそ後悔のない人生を送りたいと読み手に思わせてくれる。ホントに良い作品。長いけどぜひ最後まで読んでほしい。
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バラ色の聖戦 The Future is in our Hands!