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暴君と娘の掛け合い漫才にハマる
父である暴君に対してまだ言葉を話せない赤ちゃんである娘が心の中で父に話しかける様子が、ボケとツッコミの掛け合い漫才のようで妙にハマる。冷たそうな暴君がカワイイ娘に愛情を感じていく様子が微笑ましくて目が離せない。
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父である暴君に対してまだ言葉を話せない赤ちゃんである娘が心の中で父に話しかける様子が、ボケとツッコミの掛け合い漫才のようで妙にハマる。冷たそうな暴君がカワイイ娘に愛情を感じていく様子が微笑ましくて目が離せない。
最初は変態公爵って何だろうと思って読み始めたら、その馬鹿馬鹿しさについついハマってしまいました。真剣に続編が気になるほどじゃないけど、気楽に時々吹き出しながら、公爵とその周辺の登場人物のユニークな言動が楽しめるのでオススメです。
最初は暇つぶしに読み始めたけど、どんどん引き込まれていく。余命宣告受けてから自分に正直にやりたい事をやり、言うべきことをいう人生を歩み始める主人公。家族の中で後回しにされてきた立場だったけど、婚約者や医者に支えられながら変化していく、けなげな姿がイイ。
幼少時から家族の愛も知らず、婚約者からの愛も得られなかった孤独な主人公ネバエがヨアヒム皇帝との戦略的結婚後、お互いの愛情が芽生えていく展開が胸に迫るものがあり魅了されました。
ただ、ストーリーとキレイな絵が素敵だっただけに、セリフの誤字脱字が残念でなりません。それさえなかったら迷わず星5でした。
今の世の中、共働きは普通だけど、不妊治療ではなく、あえて子供を作らない選択をした夫婦は声を大にして発言しにくい雰囲気があるのは今も昔も変わらなくて残念だ。その声をあげにくい人たちにフォーカスしていて読みごたえがある。
結婚は「生活」だから恋愛期間のように自分の意志や希望を言葉にして話し合う機会も減っていくし、考え方も変化していく。そんな中で子供を作らない前提で結婚したはずなのに、夫が致命的な事をしでかす。夫婦の信頼は一度失われると回復するのは難しい。この話がどういう結末に向かうのかわからないけど、Dinksに限らず、いろんな形の夫婦が生きやすい社会であってほしいと願って続編を楽しみにしています。
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皇帝の一人娘