5.0
推理モノでありながら、圧巻の人生訓!
絵も綺麗だし、難しいけどコミカルだし、とても面白い。
よく目にする漢文が、要所要所に出てくる。
きちんと理解できなくてもストーリー上あまり問題はないけど、理解したうえで読むととても深い。
自分が一番刺さったのは孔子の『論語』
論語のしょっぱなの『学而(がくじ)』って、学んで而(しこう)して、つまりは、「学んでそれから」っていう意味なんだよね。深く考えたことなかったけど。
子曰く
学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや
遠方より朋きたるあり、また楽しからずや
人知らずしてうらみず、また君子ならずや
原題訳は解釈による部分もあるけど、自分なりの訳ではこんな感じ。
孔子が言うには、
理解したことを都度実践するのは素晴らしいことだ
外部から志を同じくする人がやって来てくれることは嬉しいことだ
自分の能力が評価されなくても不満を持たない、それが「できた人」というヤツだ
道真も重要な場面で論語の『学而』を思い返して悩んでるけど、現代でも同じだよなと思う。
「出来た人」になるのって、優秀な人になるより難しいんだよね。
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応天の門