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お客様版THE HOTEL
石ノ森章太郎先生の有名作「THE HOTEL」の宿泊者目線の作品って読んで見たかったので、期待して読んでみたいです。
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42297位 ?
石ノ森章太郎先生の有名作「THE HOTEL」の宿泊者目線の作品って読んで見たかったので、期待して読んでみたいです。
自身の復讐ではなく、敬ってやまない双子の弟になりすまして復讐を成し遂げようとする主人公に応援したくなりました。
憲法9条の問題を抱えつつも、自然災害で大活躍の自衛隊を怪獣退治というシチュエーションで描いており、また、川口かいじシリーズ並に自衛隊漫画として楽しめました。
法で裁かれない悪人達をグロいやり方でお仕置きするところは、ある意味、必殺仕事人に似ているようで残酷さを感じました。
「朝食会」と同じく、外道の道の登場人物の所謂ビギニング編ですよね。ストーリーはなかなか面白くて、絵も綺麗なので楽しめました。
絵は特に綺麗とは感じなかったのですが、ストーリーがブラックユーモラスに描かれていて、読み終わった後、ああ、そういうことねって感じがしました。
夢の中の出来事なのか現在なのか、よく分からないけれど、ハラハラドキドキを繰り返して見てます。ヘンデルとグレーテルの話、あれは何の意味があるのかな?
凄く日常では考えられない世界ですが、人の心の機微、特に嫉妬心の怖さを巧みに描いた作品だなあと思いました。
何だか、かつて人気ドラマの「ハングマン」や「必殺仕事人」的なストーリーながら、さながらお仕置きの内容は比較にならないくらいヘビーですね。
アガサクリスティの代表作「オリエント急行‥事件」を彷彿させるような展開です。平穏なクラスで一人の自殺者の遺書によってクラスの一人一人のことが暴かれていく、そんな感じがしました。
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おひとりさまホテル